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魔女の364日  作者: Catch262
82/364

魔女の82日目

エルエネをアンラウまで送ります。

 おはようございます。シュロシルです。今日hあバイトの日ですね。エルエネを送って行かなきゃですね。まぁ新しい箒で二人乗りするのは初めてなので、意外と楽しみだっりするんですよね。


 とりあえず居間に行ってパンを食べましょうかね。


 「おはよ」

 「おはよエルエネ」

 「今日バイトの日だったっけ?」

 「そうだよ。朝食食べて準備出来たら行くからね」

 「はーい」


 オルウルとエルエネにもご飯を上げて食べ終わったらバイトに行く準備をします。


 「準備で来たから行くよ~」


 エルエネを箒に乗せてアンラウに向かいます。本当なら道中で降ろしたほうが早いんですが、バイトを見学したいと言い出したのでアンラウまで行くことになりました。


 いつも通り門が見えてきて来ました。やっぱり新しい箒は早く感じますね。エルエネを乗せてもそこまで辛く感じませんでしたし。


 「あら、おはよユノライさん。そちらの猫は?」

 「おはようございます。ああ、友達の猫なんですがバイトを見たいと言ってですね......」

 「猫が喋ったって言うのかい。面白いね。まぁいいよ。どうせ暇だろうしね。特に見ることは無いと思うよ~」


 門番さんはそう言いながらエルエネを撫で始めました。予めエルエネには喋らないように言っておいたので喋る事は無いでしょう。変に喋られるとめんどくさいので......


 交代でバイトの時間になり、エルエネと私だけになりました。


 「暇なバイトだね」

 「そうだね。基本的に人を待つだけの仕事だからね。来ない時は1人も来ないからね~」

 「それで1人でここで何をするわけ?」

 「何もしないで待ってるだけだよ」


 エルエネと話ていると後ろから音がしました。私は振り向くと街を出ようとしている人が来ました。

 

 「ほら、仕事じゃないの?」

 「そうみたいだね」


 私は馬車に近寄り話しかけます。多分街を出て行く人でしょう。勿論観光や、もしかしたら観光に来た人のお帰りか。どちらかでしょうね。

 

 「お帰りでしょうか?観光に行かれるんでしょうか?」

 「少しばかり観光に出かけようと思ってね」

 「そうでしたか。お気を付けて。良い観光を」

 「ありがとう門番さん」


 観光に出かけた人はそのまま門を出て進んでいきました。エルエネの方を向くと疑問そうな感じに私に問いかけてきました。


 「あんな感じでいいの?」

 「そうだよ。簡単でしょ」

 「アルエファにもやらせようかしら」

 「いいんじゃないかな。誰でも出来そうなバイトだしね」

 「でもまぁ、魔女として生きてるからね。それで稼げれば特に問題は無いからね」

 「アルエファの場合はそうだろうね~。でも私はこれでいいかな」

 「そう。それじゃ私はもう行くね」

 「わかった。気を付けてね。アルエファに会ったらよろしくと伝えておいて」

 「はーい。それじゃお世話になったね」


 エルエネはレアティアを目指してゆっくりと歩き始めました。

  

 その後のバイトは数人観光に出かけました。久しぶりに軽く忙しくなりましたね。本当に久しぶりですよ。


 午後は特に無く。午前中だけでしたね。まぁ雪も溶けて移動がしやすくなったのでそれのせいもあるじゃないでしょうかね。


 バイトが終わり家に帰る時間になりました。帰ったら晩御飯作らないとですね。今日は肉じゃがですよ。これも私なりの作り方があるんですよね。


 

 家に着き、肉じゃがを作り始めます。そして出来上がったらオルウルにもご飯を上げて食べましょうかね。


 うん!やっぱり美味しいですね。自分で言うのもあれですが、本当に美味しいですよ。


 さて、晩御飯を食べ終わったら風呂に入りましょうかね。そして日記も書きましょうか。


 『エルエネをアンラウまで送った。今日のバイトは久しぶりに忙しかった』

 

 久しぶりに疲れましたね。まさか忙しくなるなんて思いませんでしたし。まぁ明日は特に予定も無いのでゆっくりしましょうかね。そして明後日また街に行きましょうか。


 今日はもう寝るとします。


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます。 


 今小説宣伝の為にPVを作成しようと思っている作者です。まぁPV作るのはこの作品では無く。『冒険者で異世界を』の方なんですけどね。それが終われば『魔女の364日』も作成を考えてますよ~。近々キャラ絵も発表される可能性が!


 感想やアドバイスがありましたらコメントまで

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 明日もお楽しみに!

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