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魔女の364日  作者: Catch262
81/364

魔女の81日目

エルエネが朝から見えたりませんね?

 おはようございます。シュロシルです。エルエネ起こしに来なかったですね。やっとわかったんでしょうかね。とりあえず居間に降りてみましょうかね。エルエネの事なので起きてるでしょう。


 居間に降りてきましたがエルエネの気配がありませんね。どこに行ったんでしょうか。


 「おーい。エルエネ。起きる時間だよ」


 声をかけてみても返事がありません。帰ったんでしょうかね。心配ですがとりあえずパンを食べましょうか。オルウルは既に起きてるみたいですが、エルエネはどうしたんでしょうね。


 『動きを止めよ。我が指示するまで動くな』

 

 パンを食べていると後ろからエルエネの声がしました。しかもこれは私の魔法ですよ。


 「なんのつもり?」

 「何だと思います?」

 「今すぐ解除しないとただじゃおかないよ」

 「まぁ怖い」


 それでもエルエネは解除する気は無さそうでした。仕方ないので解除魔法使いますか。


 『かかっている魔法を解除せよ』

 『魔法解除を拒否せよ』


 エルエネが続けて魔法を使ってきました。


 「なんなの?」

 「ちょっとだけそこでゆっくりしてて」


 エルエネはそう言うと部屋の中を探索し始めました。何をする気でしょうかね?


 「よし、もういいよ。『解除』」


 拘束は解けて自由になりました。無駄に魔法使いましたね。


 「んで?何だったの?」

 「いや、特に意味は無いんだけどね。ちょっとしたドッキリ?」

 「全然ドッキリになってないんだけど」

 「まぁまぁ、細かい事は置いておいて、家事しなくていいの?」

 「細かくは無いんだけどね。まぁ家事するかな」


 結局エルエネが何をしたのか全く検討が付かないまま、家事を始めることにしました。掃除をしている最中も特に変わったことが無かったです。本当にドッキリだったんでしょうかね?


 掃除を終え、午後は暇なのでエルエネと話しましょうかね。折角話す相手が居るのに話さないのは勿体ないんでね。


 「ねぇ、そろそろ本当のことを言ってもいいんじゃない?朝何をしたの?」

 「シュロシルが私の魔法を破れるのかな~って思っただけよ」

 「言ってくれれば相手したのに」

 「手を抜かれるのも嫌だったからね~」

 「そんなことで手を抜かないよ......」


 確かに私はエルエネの魔法を破れませんでしたね。魔女歴は私の方が長いはずなのですが、もっと強力な魔法を見に付けなきゃ駄目ですかね。


 「エルエネ、今日の晩御飯何がいいと思う?」

 「うーん。ナポリタンとかどう?」

 「ほう......いい考えだね。採用」

 「私の分もよろしくね」

 「馬鹿な事は言わないの。あんたはペットフードでも食べてなさい」

 「ケチだね」

 「朝の仕返しと言う事で」


 エルエネの案によりナポリタンに決定したので作りましょうかね。少し早いですがオルウルももう少しで帰ってくるので丁度いい時間でしょう。


 オルウルが帰ってきたと同時に晩御飯が出来上がりました。食べちゃいましょうかね。


 その後は食器を洗って洗い終わったらお風呂を沸かす感じにしました。そうじゃなきゃ少し時間が早いのでね。


 お風呂が沸いて入った後は日記を書きましょうか。


 『朝エルエネに魔法をかけられた。彼曰くドッキリらしい』


 これで今日は終わりですね。やっと明日エルエネが帰りますんね。まぁそのためにはエルエネを街まで送る事になるんですけどね。


 さて、寝ますかね。明日は早いですし......


 それではおやすみなさい。また明日。

 

 見ていただきありがとうございます。 


 なんと!重大発表です!次の小説決定しました!詳しくは活動報告をご覧ください。

 正直また同時進行は心が折れますね。でも書きたい作者でした。


 感想やアドバイスがありましたらコメントまで

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 明日もお楽しみに!


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