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魔女の364日  作者: Catch262
80/364

魔女の80日目

案の定うるさい猫が家に......

 おはようございます。シュロシルです。今日はクロザダー(水曜日)ですね。毎回こうやって確認とるのもありですね。たまに曜日感覚鈍るんですよね。


 今日はいつも通り過ごしましょうかね。多分エルエネが来ると思うので......そんな感じがします。


 パンを食べながら外を見てみると昨日までは地面が見えていたのに真っ白な地面になってました。いつの間に降ったんでしょうね。これじゃエルエネは今日中に着かないかも知れませんね。


 コンコン

 

 そう思っているとドアをノックする音が聞こえてきました。まさかエルエネじゃないですよね。パンを急いで食べてドアを開けました。


 「おはよシュロシル」

 「おはようございます......お早いのですね」

 「そう?この時間ならシュロシル起きてるかと思ってね」

 「違います。お帰りが早いようでと言ったんです」

 「まぁまぁ気にしない。上がらせてもらうよ」

 「どうぞ」


 エルエネが朝から家に来ましたが気にせずに午前中は家事でもしましょうか。


 「少ししたら出て行くの?」

 「いや、シュロシルがバイトの日までここに居座るよ。箒に乗ったほうが早いからね」

 「ふーん......え?」

 「当たり前ですしょ。こんな地面が真っ白な状態で歩きたくないし......」


 すぐに帰るものだと思っていたんですが......まぁどうせ暇なのでいいでしょう。


 「それで?ディルウヒとは何をはなしたの?」

 「今年の気候の事さ。少し様子が変だったからね。もう大丈夫みたい。もう少しで春が来るよ」

 「そう。それは良かった」

 「ところでさ、レイレアナって人を知っているかい?旅人なんだけど」

 「え?」


 まさかエルエネからレイレアナさんの名前が出てくるとは思ってませんでした。


 「丁度宿を探していたみたいで、そこをディルウヒが泊まらせてあげたんだけど、君の名前が出てきてね。もしかしたらと思って」

 「うん。吹雪の時に私の家に押し掛けてきたから仕方なく雪が止むまで匿っていただけの話だよ」

 「そうだったのか。魔女ってことバレてるけど大丈夫なんかい?」

 「あの子は大丈夫みたい。何だったらアルエファの家でもお世話になったみたいだよ。エルエネがいない間にね」

 「あら、そうだったの」


 レイレアナさん。本当に他の魔女に会えるとは......本人は気付いてないかも知れないけど。実際かなりすごい状況なんだね。

 

 「シュロシルこの後予定あるの?」

 「家事が終わったら特に無いかな?なんで?」

 「いや、こたつ出してもらおうかと思って......」

 「昨日片付けたばかりなので却下します」

 「えー」


 昨日片付けたのにエルエネの為だけに出すのはちょっとめんどくさいので......


 家事も終わり、その後はエルエネと雑談をして時間が過ぎるのを待った。どうやらレイレアナさんは泊まった家々に私の話をしているそうだ。ちょっと恥ずかしいですね。


 「そういえばさ、エルエネを送った後村に行ったんだけど、殺されかけたよ」

 「え、なの村って魔女を嫌わないはずなんだけどね」

 「それでも魔女を憎む人は居たみたいだね。謝りには来たけど実際死にかけてるんだよね......」

 「それはお気の毒に」

 「誰かさんが助けを求めなければこうならなかったのにね......」


 オルウルが帰ってきたので晩飯の準備でもしましょうかね。今日は野菜炒めにしましょうかね~。


 野菜炒めを作って二人ともにご飯を上げて、食べ終わったら風呂に入ります。エルエネが居る分食器を洗うのが多くなりますね。


 風呂に入った後は日記を書きますか。


 『予想通りエルエネがやってきた。バイトの日まで居座るそうだ』

 

 エルエネが今日からまた泊まると考えると身が重いですね......明日の朝また早く起こされそうで怖いですね。入り口付近に罠でも仕掛けておきましょうかね。そしたら入って来れないので。


 明日も特に予定は無いですね。と言うか、今週は特に予定が無いんですよね。まぁエルエネが居るので話し相手になってもらいましょうかね。


 それでは寝るとしますか。


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます。 


 将棋をしたいと思う作者です。アニメを見たせいでかなり将棋をやりたくなってきました。でも将棋やると言うよりチェスやるって言ったほうがカッコよく聞こえません?まぁほとんど同じなんですけどね。


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