魔女の74日目
村の方々が家に来ましたよ......
おはようございます。シュロシルです。今日は箒を直しに行きましょうかね。今日行かないと明日はバイトなのでバイトにすら行けなくなるので......
今月だけで工具屋に行くの2回目ですよ。普通は半月に1度行くぐらいなのに多いですね......まぁ仕方ないと言えば仕方ないんですけどね!
さて、朝食のパンでも食べましょうかね。今日も天気が良いのでオルウルを外に行かせたいんですが工具屋に行かないとなので無理そうですね......早めに帰ってくれば話は別なんですがね。多分作り直さなきゃ無理だと思いますよ。
ドンドン
まだ朝食中ですよ。うるさいですね。
「はーい。これはこれは。一昨日お世話になった村の方じゃないですか」
家の外に居たのは村の数人の人達でした。武器などは特に持ってなさそうですね。まぁ私も持ってないんですが......
「何用ですか?」
「一昨日は本当に申し訳ございませんでした。我が村では魔女を殺すことは禁止しているはずなのに、この様な事になってしまった事を心からお詫び申し上げます。それで毒の方は大丈夫なのでしょうか?」
「毒の方は何とかなりましたよ。それでもギリギリでしたけどね。あと数分家に着くのが遅れていれば多分死んでいたと思うよ」
「本当に申し訳ございませんでした。これはお詫びのお品です。是非受け取ってください。それでも気に食わない場合は私たちを殺してもらっても構いません。我々がした事は罰するべき事なので」
そう言って話している多分村長さん的な人が50アールと高級そうな魚やお肉を渡してきました。これは貰っておきましょうかね。けれど......
「それなら遠慮なく頂きます。けれどこの魚やお肉に毒は入っていないよね?」
「勿論でございます。そのような真似は一切していません」
「それならいいんだけど......もう魔女に毒なんて盛ったら駄目だよ。私だったから良かったけど好戦的な魔女もいるんだから気を付けないと」
「村の方でも厳しく言っておきます......」
「それでも、魔女を歓迎してくれる村は未だに少ない。もうこのような真似が無いのであれば、ナナウガに向かう最中にまた寄らせてもらうよ」
「......!その時は最高のおもてなしをさせていただきます」
「ありがとう。期待して行くね」
「それでは我々はこれで失礼いたします。本当に申し訳ございませんでした」
ようやく村の方々は帰っていきました。村で魔女を殺さないと言う法律を作っても守らない人は居るんですね。悪い村では無さそうですね。20アールぐらいで品質の良い箒でも作ってもらいましょうかね。
工具屋に行く準備をして工具屋に向かいます。歩いてもそんなに時間はかからないんですよね。それが何かと便利です。
「ヴァルガン。お久しぶり」
「......シュロシルか。最近店に来すぎでは?」
「仕方ないでしょ。私だって来たくて来てる訳じゃないもん」
「んで。今日は何の用だ?」
「箒を作って欲しくて、20アール出すから品質の良い箒を作って」
「おいおい、あの箒を壊したって言うのかよ......勿体ねえことするな」
「仕方ないでしょ。殺されかけてたんだから。魔女だって大変なの」
「わかったよ。20アールもあればかなり品質の良い箒を作れるが発注もしなきゃいけない。明日の午後、いや、コウ(17時)以降に来てくれねえか?」
「うーん......わかった。それじゃ帰るね」
「へいへい」
明日バイトなんですがどうしましょうかね。休む連絡入れておきましょうかね。流石に徒歩ではきついので......
家に戻ってきて晩飯には丁度良い時間になっていたので先ほど貰った魚でも切って刺身にしましょうかね。村の人と話していたら意外と時間経ってました。
オルウルにも多少お刺身を食べさせてあげましょうかね。すごい美味しそうに食べますね。そりゃかなり高級な魚ですからね。美味しいに決まってますよ。
食べ終わったら風呂に入って日記を書きましょうかね。今日は少し書くこと多そうですね。
『村の人達が来て謝罪の言葉を言ってきた。悪気は無かったそうだ。そしてその後工具屋に行き20アールで箒を作ってもらう事になった。けれど出来上がるのは明日らしい』
バイトの休みは取れたので明日はバイト休みです。本当にあのバイト大丈夫でしょうかね。
さて、明日は掃除して箒取りに行ってですね。エルエネさえ来なければこんな事にはならなかったはずなんですけどね......
さて、寝るとしましょうかね。体力回復のために......実際インフル治すより毒を取り除く方が体力削れるんですよね。魔法の上位版ですし当たり前ですよね......
それではおやすみなさい。また明日。
見ていただきありがとうございます。
救命講習会を今日した作者です。人生で2回目なんですけど意外と覚えているのもですね。いざ!誰かが倒れて対処できるかって言われたら焦りなどが出るとは思いますがそれでも大丈夫だと思います。
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明日もお楽しみに!