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魔女の364日  作者: Catch262
62/364

魔女の62日目

魔法を使いますよ。

 おはようございます。シュロシルです。雪は収まりつつありますがまだ風は強いですね。まだ家から出れそうにないですね......明日買い出しに行かないと流石に物が無いですよ。


 居間に行くと既にレイレアナさんが起きていました。


 「おはようございます」

 「おはよ。朝は早いんだね。何時に起きてるの?」

 「そんなことありませんよ。ローツ(6時)です」

 「十分早いね」


 何て話ながら朝食のパンを食べはじめました。


 「毎朝パンなんですか?」

 「まぁ、パンが好きだからね。朝は別なのが良かった?」

 「いえいえ、大丈夫ですよ。ただ疑問に思っただけなので」


 天気予報を見てみると明日には晴れるとの事でした。買い出しにも行けるし良かったですね。ただ今日はまだ風があるので家から出ないでとの暴風警報が発生されてますね。流石にすごいですね。


 「今日はどんな魔法を見せてくれるんですか?」

 「そうだね。まぁまずその前に午前中は家事をしてその後ね」

 「わかりました」

 「魔法って言ってもどんな魔法が見たい?」

 「そうですね~夜空が綺麗に見える魔法とかあります?」

 「この暴風警報の状態で外に星を見に行く気かい?」

 「あ、忘れてました。この辺り家が無くて星が綺麗に見えるのかなって思っただけです」

 

 まぁ雲を晴らす魔法を使えば何とかなりそうですね。風は夜には止まってることを願いましょうかね。


 朝食を食べて私は家事をします。レイレアナさんはテレビでも見てこたつでゆっくりしててもらいましょうかね。手伝うと言ってくれたのですが、これは私の仕事なのでね。


 「そういえばシュロシルさんってどんな魔法使えるんですか?」

 「そうだね。これと言って特化していない全般的に使える感じかな」

 「それって魔女の中でもすごい方じゃないですか?」

 「そう思うかもだけど実際は違うんだよね。何かに特化していない分特化している魔女には劣るんだよね」

 「なるほど。魔女の世界は難しいんですね」

 「そんなに難しくないと思うけどね」


 魔法は夜に使うと言う事なので家事が終わった後何もすることが無くなりましたね。レイレアナさんと雑談で時間潰すのが最適でしょうね。


 「レイレアナさんはこの後どこへ行く予定ですか?」

 「ナナウガの方へ行こうと思ってます」

 「ナナウガか。明日には天気良くなるみたいだしナナウガまで送って行こうかい?」

 「いえいえ、そんな!大丈夫ですよ。歩いて旅をするのが私のやり方なので」

 「そっか。それならいいんだけどね。一周したらまた私の家に来て土産話してね」

 「勿論ですよ!楽しみに待っててください!」

 

 ゆったりとした雑談をしつつ頭の中では今日の晩飯を考えなきゃいけない時間になってました。何を作りましょうかね。シチューなんてどうでしょう。私のシチューはかなり美味しいので喜んでもらえるはずです。


 コウ(17時)になったので私はシチューを作り始めました。その間にレイレアナさんには風呂に入ってもらって出てきた辺りでシチューは完成しました。


 「......うん!やっぱり美味しい!」

 「ありがと」

 「あとでレシピ貰ってもいいですか」

 「いいけど売ったりしないでね?非売品だよ」

 「そんなことしませんよ!」

 「冗談だよ」


 シチューを食べ終わり私は風呂に行きました。洗い物はしてくれるみたいなのでやってもらってこの後は外に出て魔法を使って寝るだけですね。


 外に出てみるとこの吹雪が続いたせいでかなり積もっていましたね。少し雪投げをして足場を作った後魔法を使いました。運がよく風は止まっていたんでね。


 『雲よ。光を封じず本来の空を見せよ』

 

 雲が消えて行き空には星空が広がり始めました。それをみてレイレアナさんはかなり驚いていますね。魔法に驚いてるのか、星空に驚いているのか。それは分かりませんが。


 「綺麗ですね」

 「そうだね。星が綺麗に見えるね」

 「私、シュロシルさんに助けて貰ってそしてこんな体験ができるとは思いませんでした。本当にありがとうございます」

 「いいのいいの。どうせ暇な日常を過ごすよりは楽しい方がいいからね。ほら、寒いしもう少ししたら戻ろうか」

 「はい」


 暫くレイレアナさんは星を見ていました。私はその間に日記を書いちゃいましょうかね。


 『レイレアナさんに魔法を見せた。かなり驚いていた。明日には天気が良くなるので明日でお別れですね』


 居間に戻ってみるとレイレアナさんが戻っていました。

 

 「どうだった?」

 「すごく良かったです。本当にありがとうございます」

 「なんも、さっき言った通りだよ。じゃあ私は寝るから寝る時部屋の電気消してね」

 「はい!おやすみなさい」

 「うん。おやすみ」


 明日は買い出しですね。レイレアナさんが来たので食材が底を尽きてますね。でも雪投げをしたい気持ちも多少はありますね。まぁ買い出しが優先なんですけど。

 

 明日でレイレアナさんも旅を始めれますね。また寂しくなりますね。


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます。 


 風と雪が物凄かったですね。作者です。北海道本当にやばいですよ。運休だの休校だので大変でした。今日からは良くなるとの事なので良かったです。


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