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魔女の364日  作者: Catch262
60/364

魔女の60日目

3月になり早速誰か来ますよ。

 おはようございます。シュロシルです。もう3月ですね。それなのに相変わらず外は吹雪いてますよ。これは結構積もりそうですね。また雪投げしなきゃですね......

 

 3月に入ったからと言い朝食をパン以外の物にする気は無いですよ。パンが一番美味しいんですよ。


 今日は家事終わった後どうしましょうかね。3月になったから何かをするとかも無いですし暇してましょうかね。それ以外無いですよね。

 

 朝食も食べ終わったので家事しましょうか。毎回思うんですけど、家事って言う割には食器洗うのと洗濯はすぐに終わってしっかりやってるとしたら掃除だけなんですよね。これって家事って言うんでしょうかね?まぁ家事なんでしょうけど......

 

 オルウルが最近外に出れなくて元気ないですね。家の中で飛んでもいいんですけどね。そこまで広くないので十分に羽を伸ばせないんでしょうね。早く晴れてくれるといいですね。


 オルウルを見ていたら急にオルウルが顔を上げて玄関の方を見始めました。こんな吹雪の中誰か来たんでしょうかね?流石にあり得ませんか。だとしたら幽霊でしょうか。怖いですね。


 コンコン


 ドアを叩く音に正直びっくりしました。幽霊とか言うからびっくりしたんですよ。と言うかこんな吹雪の中誰でしょうか?


 ドアを開けた瞬間勢いよく人が入ってきてすぐさまドアを閉めました。見てみると二十歳ぐらいの少女でした。


 「どうかしました?一瞬強盗かと思いましたよ」

 「本当にすいません!旅をしている者で急に吹雪になって村も街も見つからず家があったので......」

 「色々あったみたいですね。とりあえず上がってください」


 少女は顔を上げ嬉しそうな顔をしました。とりあえず居間に連れて行き温かいお茶を入れてこたつに入らせます。


 「お茶まで出していただいてありがとうございます」

 「いいのいいの。どうせ暇だったからね。それで?どうしたの?」

 「私はアイレク・レイレアナと言います。旅をしているんですけど多分道は間違えて無かったんですけど吹雪いて道を見失い。一軒の家があったので来た次第です......」

 「私はユノライ・シュロシル。それは災難だったね」

 「本当ですよ。この天気が良くなるまでここに居たいのですが大丈夫ですか?」

 「別に構わないけど、天気が良くなるのは来週だよ?」

 「え......」


 レイレアナは少しの間唖然してました。きっとすぐに止んで旅を続けれると思ったんでしょうね。まぁ運の良いことに部屋は空いてますし、最近掃除したばかりなので綺麗ですね。貸せる部屋はありますね。


 「私は別に何日居ても大丈夫だよ」

 「本当にいいんですか?」

 「ええ、部屋も空いてるし好きなように使っていいよ」

 「何から何までありがとうございます」


 レイレアナに空いてる部屋に案内してとりあえず荷物を置いてまた居間に戻りました。


 「あれ、なんですか?」

 「ああ、ペットのドラゴンだよ」

 「え!ドラゴン!触ってもいいですか?」

 「多分大丈夫だと思うよ」


 オルウルは嫌がる仕草の欠片もありませんでした。私はオルウルに触っている間にお風呂を沸かし始めました。ご飯の前にお風呂にしちゃいましょうか。きっとレイレアナさんの体は冷えていると思うので。


 「お風呂湧いたら先入っていいよ。その間に晩御飯の準備しちゃうから」 

 「いいんですか?私も手伝いますけど」

 「いいのいいの。旅の休憩所だと思ってゆっくりして」 

 「ありがとうございます。こんなに優しい人初めてですよ」


 お風呂が沸いてレイレアナさんが入っている間に晩飯の準備でもしましょうかね。意外と時間経ってましたね。今日はオムライスですよ。因みに私はお風呂晩飯食べた後に入りましょうかね。


 上がってきて少ししてから晩飯を食べはじめました。


 「......美味しい!」

 「それはどうも」

 「こんなに美味しい料理初めて食べました!お店より美味しいじゃないですか!」

 「そんなに褒められるとお世辞でも嬉しいよ」

 「お世辞じゃないですよ!今度作り方教えてください!旅をしていると自分で作る場面が出てくるんですが自分で作るとあまり美味しくないんですよね」

 「今度時間が合った時ね」


 晩飯も食べ終わり私はお風呂に入りましょうかね。その間は自由にさせておきますよ。いい人そうなので。


 お風呂に入ったら日記を書いた後居間に行きましょうかね。


 『急に旅人が来て天気が良くなるまで泊まることになった』


 泊まるのはいいんですが明日私バイトなんですよね......流石に留守番させるのは不安ですね。


 「シュロシさん。明日のご予定とかはあるんですか?」

 「一応バイトがあるんだけど流石にレイレアナさん一人にするのは不安なのですよね......」


 そう言った瞬間電話がかかってきました。電話なんて久しぶりです。


 「もしもし」

 『あ、ユノライさん?明日天気荒れるらしいから休んでも大丈夫だよ』

 「本当ですか。すいません。ありがとうございます」


 まさかの休みになりましたね。本当にこんなバイトで大丈夫なのでしょうか。


 「と言うわけで休みになったので大丈夫そうですね」

 「本当にすいません。色々迷惑かけてますね」

 「あまり気にしないで。さて、私はもう寝るよ」

 「はい。私ももう寝ます。おやすみなさいシュロシルさん」

 「おやすみ」


 明日は何しましょうかね。バイト無くなったので暇になりそうですけどレイレアナさんの旅の話でも聞きましょうかね。


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます。 


 高校卒業の方々おめでとうございます。作者です。私も来年の今日には卒業ですよ。(何事も無く行けば)小説の方では急にレイレアナが泊まることになりましたね。急展開ですね......


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