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魔女の364日  作者: Catch262
49/364

魔女の49日目

お土産を買いに行きます。

 おはようございます。シュロシルです。多分ですがもう少しでエルエネかアルエファが入ってくると思いますよ。


 「あら、起きてたの。つまらない」

 「クイレア(5時)に来るのは分かってたよ」

 

 ドアをゆっくり開けて入ってきたのはエルエネでした。


 「今日は随分と早いんじゃない?」 

 「起こされるのを阻止しようかなと思ってさ」

 「面白くない子ね」

 「何を言われても別にいいです」


 つまらなそうな顔でエルエネは部屋を出て行きました。それを見計らって二度寝しましょうかね。流石にまだ早いです......


 そして暫く寝てレアル(8時)になりました。起き上がり朝食を食べに居間に降ります。この匂いはパンですね。


 案の定パンでした。アルエファが気を利かせてパンにしてくれたのでしょうか。


 「おはよ」

 「おはよシュロシル。今朝は起きるの早かったんだって?エルエネがつまらなそうな顔で言ってたよ」

 「あの後しっかり二度寝したよ。起こされるのは好きじゃないからね。起こされる前に起きようかと思って」

 「そうなのね。シュロシル今日の予定は?」

 「バイトの人達にお土産でも買ってこようかなって」

 「それなら近場にお土産屋あるよ。エルエネと行っておいで。私は掃除とかあるから」

 

 近くにお土産屋があるのは便利ですね。折角アルエファに会いに来たので、午前中はアルエファとは話ながら掃除を待ちましょかね。


 朝食を食べ終わった後、エルエネとオルウルは今日もどこかに出かけて行きました。私はアルエファと話ながら掃除を見てます。アルエファなりの掃除の仕方を見て真似できるところはして行こうかなと思います。

 

 掃除の仕方は人それぞれですからね。効率の良いやり方もあれば、完璧にやるやり方もある。どうするのかはその人次第ですもんね。因みに私は効率ですね。アルエファは完璧の方に近いです。なので勉強になるんですよ。


 アクジア(11時)になりアルエファが掃除を終わらせ昼食を作るそうです。私はお腹が空いていないので遠慮しておきますけど。というか、あまり昼食は食べないですよね。


 アルエファが昼食を食べ終わりいよいよ土産を買いに行きます。少し歩いたら左右に店が立ち並ぶ一本の大きな道に出ました。


 「ここはカーテロテの観光地の一つ。この1本道の左右に店が立ち並んでいるの。お土産屋もあるからゆっくり回っていこ」

 「こんな所あったんだね。知らなかった」

 「調べたら出てくると思うよ。まぁどこの店がお勧めとかは地元である私の方が知っているけどね」


 アルエファは自慢そうに言いアルエファのお勧めの店をゆっくりと回っていきました。


 バイト先などに良いクッキーの詰め合わせのお勧め。カーテロクッキーはかなり量が入っているのにすごく安いんですよ。ただ一つ言いたいことはカーテロまで行ったらカーテロテに何故しなかったのか......


 まぁそれはどうでもいいことですね。あとは自分用にと言う事で色々と買いお土産を沢山買えました。アルエファ曰くかなり良い買い物をしたそうです。本当でしょうか......


 お土産も買ったので帰ろうと思ったんですけど一番奥まで来て帰る時に今来た道を戻らなきゃ行けないと言う事実を知りました。それだったら帰る時に店に寄っていけば良かったですね。荷物を持った状態で帰ることになりましたよ。


 何とか家に着いたのはコウ(17時)でした。家の中に入るとエルエネとオルウルが先に戻ってました。


 「遅かったんじゃないの?」

 「ごめんごめん。ちょっと楽しくてさ」

 「久しぶりに知り合いと出かけたからね」

 「まぁ楽しかったなら何よりですけど。晩飯の準備はこれからするのかな?」

 「そうだね。ちょっと待っててね。すぐに作るから」


 アルエファにばかり晩飯を作らせて居たのでたまには私も作りましょうかね。まぁアルエファの家なのでアルエファが作るのは当たり前なんですけどね。


 アルエファに断って私が晩飯を作ることにしました。何にしましょうかね。冷蔵庫の中は自由に使っていいと言われたんですが、何を作ろうか考えてませんでした。


 シチューでも作りましょうかね。私の料理センスを舐めないで欲しいですね。これでも毎日晩御飯作ってるんですよ。


 出来上がったのはガンライ(20時)ですね。今日の料理は完璧ですよ。


 「さぁ、召し上がれ。今日の出来はいいはずだよ」


 アルエファが一口食べると即座に答えが返ってきました。


 「これは美味しい。料理店並みの美味しさじゃない?」

 「当たり前でしょ。私が作る料理だよ」

 「シュロシル料理上手かったんだね。知らなかった」

 「これでも一人暮らしだから毎日晩飯作ってるの。アルエファと同じようにね」


 どちらも一人暮らしの為会話が合う。


 アルエファはすごく美味しかったのかあっという間に食べ終わった。私も食べ終わり風呂に入りに行った。


 上がった後は日記を書きます。これは日課ですね。忘れることも無いでしょう。


 『カーテロテの観光地に行きお土産を買った。晩飯はアルエファに美味しいシチューを作った』

 

 日記を書き終えると居間に戻りアルエファと話す。ポイラク(22時)になったあたりで私は眠気が近づいてきたので寝ることにします。


 「寝るのは早いのに起きるのは遅いんだよね。不思議だわ」

 「それは同感。それじゃアルエファ、エルエネおやすみ」

 「おやすみ」

 「おやすみ。明日は起こしますよ」

 「やめてくださいね」

 

 明日がカーテロテ最終日ですかね。明後日にはレアティアを出るので。


 何をしましょうかね。アルエファに任せましょうかね。今日はもう寝ます。


 それではおやすみなさい。また明日。

 

 見ていただきありがとうございます。 


 スノボーに行ってきた作者です。バランスを崩して倒れた時に眼鏡のレンズが片方消えて驚きました。その後は眼鏡無しでやりましたけどね......見えない訳では無いのですが消えた時は驚きました。


 感想やアドバイスがありましたらコメントまで

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 明日もお楽しみに!


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