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魔女の364日  作者: Catch262
42/364

魔女の42日目

レアティア編スタートです!まずは向かいましょうかね。

 おはようございます。シュロシルです。


 今日がやってきましたね!パンを食べたら出発と行きましょうかね。


 「ほら、オルウル起きてよ」


 時間はエルア(4時)なのでオルウルも起きてませんね。こんなに早く起きるには理由がありまして、ある村が魔女に優しいとの事なのでその村に行こうかと思いまして、けれども少し遠くてクイレア(5時)に家を出て1日中飛んでいなきゃ着かない距離なんですよ。


 まぁ私の事を魔女だと分からない人の方が多いんですけどね。万が一バレた時の為です。


 オルウルもご飯を食べ終わった事なので持ち物の確認をして出発しましょうかね。


 確認もできたので家を出たいと思います。ここからは箒に乗って飛ぶだけですよ。オルウルも最初は自分で飛んでもらいますがその後は箒に乗せましょうか。


 とりあえずメグライ(12時)までは飛んでいましょうかね。そして少し休憩した後にマレラウ(19時)に村に着く予定です。


 「オルウル、辛くなったらおいでね。長旅だから無理しないでよ」


 オルウルは一瞬こっちを向いて頷きました。私は箒に乗って操作しなきゃ行けないので色々と神経使うんですよ。特に鳥に当たらないようにすることが......


 オルウルのスピードに合わせて飛んでいるんですが意外とオルウルもスピード出るんですね。予想外です。でもその分疲れも溜まってるのでは無いでしょうか......


 サッシ(9時)になりました。オルウルが疲れたのか箒に乗ってきました。正直荷物もあってオルウルの居場所が無いので抱っこしておきます。荷物は固定してあるんですがいつ落ちるか不安です。


 暫く飛んでメグライ(12時)になったので一旦降ります。ここから少しの間歩きますよ。


 この辺りは道が無くて真っ白い雪の中を1人で歩きます。誰も通って居ないので足跡もなく一面真っ白です。方角的に合ってるのか不安になってきますね。目印が一切ないんですよ。気づいたら自分の家に戻ってたりして......なーんて私は方向音痴じゃないのでそんなこと無いですよ。


 道なき道を歩きアクロウ(13時)になったのでまた箒に乗って飛び始めます。オルウルも自分で飛ぶそうです。


 こうやって空から下を見ると一面雪である意味すごい風景ですね。私が歩いてきた道は足跡で分かりますがそれ以外は何も無いので本当に幻想的です。


 コウ(17時)になり暗くなってきました。けれどまだ村は見えてないんですよ。少し不安になりますね。方向は間違っていないので真っ直ぐ進めば問題ないはずなんですけどね。まぁ予定時刻はマレラウ(19時)なのでまだ先でしょうね。


 飛んでいると先の方に明るくなっている所を見つけました。多分目指してた村でしょう。近くまで行ったら箒から降りましょうかね。荷物を持って歩くのが大変ですよ......


 「この村に何の用かね?」


 門番さんが訪ねてきました。一応村にも門番は要るんですね。村に来たのは初めてなんですよ。


 「レアティアに向かう途中で宿をお借りしようかと」

 「ふむ、そちらはペットかい?」

 「そうです。なのでペット可の宿があればいいんですけど......」

 「残念ながらペットが許される宿は無いね」

 「そうでしたか......」


 これは困りましたね。どうしましょう。野宿でもしましょうかね。


 「1つ提案があるんですけどどうでしょう?」

 「何ですか?」

 「村長さんの家を訪ねてみてください。もしかしたら受け入れて貰えますよ」

 「それがありがたい提案です。そうしてみますね」

 

 村長さんの家を教えて貰いそこに行きました。意外と村が大きかったんで歩くの大変ですよ。


 コンコン


 「はーい。ちょっと待ってね。どちらさんだい?」

 

 家の中からはお爺さんが出てきました。すごい優しそうな方でした。


 「すいません。レアティアに行く途中で宿を借りたかったんですけどペットが許される宿が無いと聞いたので村長さんのお宅ならと思いまして......」

 「そうじゃったのか。確かにこの村にはペットを許可する宿は無いの。うちなら開いてる部屋がある。そこを使いなさい」

 「ありがとうございます。失礼します」


 開いてる部屋へと案内されお爺さんは案内が終わった後居間に戻っていきました。部屋は私の部屋とあまり変わらない大きさでベッドがありますね。なんて良心的なんでしょう。


 「ご飯は食べてきたのかい?」

 「まだこれからです。どこか良い所ありますか?」

 「いや、まだなら作ったる。できたら呼ぶ」

 「お手伝いしましょうか?」

 「いや、安心せい。食べれない物など出さんから。わしが作ってる間風呂に入っといで、もう湧いてあるよ」


 本当に優しい村長さんですね。私が魔女なんて言ったらどんな反応するのか見物ですけどやめておきましょうか。誰が魔女を嫌うか分かりませんもんね。先に風呂に入ってきましょうかね。


 風呂から上がるともうご飯はできてました。刺身料理が並んでいました。すごい綺麗です。


 「こんなものいいんですか?」

 「いいんじゃ。久しぶりの客人だ」

 「それはありがとうございます」

 「その代わりと言っちゃなんだが色々話してくれんか?」

 「勿論ですよ。まずはいただきます」

 「どうぞ召し上がれ」


 村長さんのご飯はとても美味しかったです。ご飯を食べながらレアティアに行く話や色々な話をして盛り上がりました。村長さんが楽しそうで良かったです。

 

 オルウルにも持ってきていたご飯をあげあとは日記を書いて寝るだけです。

 

 『レアティアに行くために箒に乗って飛び続けた。初めての村では村長さんと楽しくご飯を食べた』


 それじゃ寝るとしますかね。明日はレアティアに着く予定ですよ。


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます。 


 今日からレアティア編始まりますね。開始早々2500字近くと言ういつもの1000文字も多いですよ。レアティアに着いたらどうなるんでしょうね。以上作者でした。


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 明日もお楽しみに!

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