魔女の357日目
昨日は魔法を完成させて今日はその魔法を使いたいところですが、買い物に行かなきゃ行けないんですよね。何故ならあと一週間で今年が終わるからです。そうです。今日を逃せば買いに行く暇が無いという事です。
まぁクリスマスにはアンラウに一度行くのでその時でもいいですけど、もうその時になると碌な物売ってませんからね。今日行くしかないんですよ。あと今日はオルウルも連れていきますよ。いつもより多く買うのでオルウルにも選んでもらわないと。
「おはよ」
「おはよ~シュロシル。今日は買い物?」
「そうだよ。オルウルも行くから準備しといてね」
「え、いいよ待ってるよ?」
「もう今年買い物行くの最後だから一緒に行こうと思って、あとおせち料理の材料も買わないといけないからオルウルも選びたいしょ?」
「なるほどね。そういう事か......行く!」
「素直でよろしい」
朝食を食べ終え、私は準備を始めた。オルウルは私が朝食を食べている時に身支度をして、私が身支度をしている時に部屋の簡単な家事を行っていた。なんて言うんでしょうね。手際がいいんでしょうね。
どちらとも準備が出来たら外に出て箒を取りだしてオルウルを乗せて飛び立つ。昨日魔法を作ったので体力の余り方が微妙ですが気にせずに飛びました。墜落はしないと思いますよ......多分。最悪帰りの分の体力が残ってないぐらいでしょうかね。その場合はメルクアースにでも......
そして肌寒い冷たい風を体に浴びながらアンラウの門の前まで着いた。
「おはようございます」
「おはよユノライさん。それとオルウルさん」
「お、おはようございます!」
「今日はおせち料理の材料も欲しいんですが、いい場所ありますか?」
「うーん。おせち料理ね~......多分いつもの店が一番安くて品揃えもいいと思うけど」
「本当にあの店便利ですね」
「そりゃ週一で魔女様が通ってる店だよ?景気も良いだろうね」
なるほど。私が行くとそれだけ私に利益が出るようになってるんですか。素晴らしいお店ですね。確かにあの店は必要最低限の物は安く手に入って、逆に高価な物も少し安めに、他では仕入れない物も少しだが仕入れる。本当に便利ですよ。
一人で何を買うか悩むよりオルウルと相談しながら買うといつも以上にスムーズに進んだ。いつもはオルウルが何を作るかを考えながら買っていたので今回はそれが無く、そしてオルウルは判断力がある為選びやすかった。
買い物が終わったら荷物を家に送って私達も箒に乗って帰った。家に着いた時には体力がギリギリだったので帰った瞬間寝込むことにした。
明日はクリスマスイブの日ですね。イブだからって何があるってわけじゃないんですけどね。
見ていただきありがとうございます!
残り7日!
この度は大幅な遅れの小説投稿になってしまい申し訳ございませんでした。言い訳をさせてもらうと飛行機が欠航になって帰る日にちが1日遅れました。改めてお詫び申し上げます。
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明日もお楽しみに!