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魔女の364日  作者: Catch262
355/364

魔女の355日目

 アルエファが帰り、レイレアナさんが帰りようやく静かになった。アルエファは居ても居なくても変わらないですが、レイレアナさんが帰ってしまうと少し悲しくなりますね。


 さて、今日はバイトなので準備をするとしましょうかね。この時期になると本当に人なんて来なくて除雪作業か楽にしてていいよと言われるほどだ。


 「おはよ」

 「おはよ~随分と静かになった感じがするね」

 「立て続けに来たからね。4日間は誰かいる状態だったから仕方ないね」


 居たら居たらで五月蠅くも思うし、居なかったら居なかったで暇になる。メルクアースでも呼んでやろうかと思うが、これからバイトだ。往復できる分の体力もしっかりとある。


 朝食を食べて準備して箒に乗りアンラウへ向かった。幸いなことに雪は舞うようにだが降っていて、逆に綺麗に見えた。


 「おはようございます」

 「おはよユノライ」

 「もうお体の方は宜しいんですか?」

 「ええ、かなり良くなったよ。心配してくれてありがとね」

 「それならよかったです。代わりますよ」

 「それではお願いします」

 

 代わってすぐに鞄から編み物を取りだした。そうです。クリスマスに向けてオルウルに手編みのマフラーでも作ってあげようと思いまして、今編んでいる所です。今日のバイト中に終わるとは思うんですが、違う編み方に挑戦してるので少し苦戦はしますね。


 クリスマスが近づいているとの事ですが、去年は特に何もしてないんですよね。と言うより意識なんてしてなかったんですよ。家では一人だから尚更です。でも今年はオルウルが居るので少しちゃんと祝ってみようかななんて思ったりもしてます。


 オルウルって行事に関してはしっかりと覚えているし毎回楽しみにしてるんですよね。まぁ人間になって初めての事もたくさんあって楽しんでしょうね。小さい頃は楽しかったですが、今となってはみんなでワイワイ騒ぐ方が気が落ち着きますね。


 昔じゃ絶対こんなこと言ってませんね。一人の時間を大切にする人間だったので......そう考えると代わりましたね。この1年で特に......


 こういう話は大晦日にしましょうかね。まだ少し早いですから。


 

 編み物が完成した時に丁度バイトの時間も終わった。私は帰る準備をした後箒に乗って家に向かった。


 「ただいま~」

 「おかえり!」


 しっかりと家に帰ってく時間を把握しているのか玄関の前で待って居てくれる。律儀なのか耳が良いのか......多分両方でしょうけど。


 オルウルが晩御飯に作っていたのは鍋でした。寒い時期にはやっぱりこれですよね。オルウルも気に入ったらしく、色々な作り方をしていた。そしてその味は私と同格まで美味しくなっていた。


 食べ終わったら風呂に入ってベッドに入った。鍋、風呂、そしてベッドと温かいもの尽くしで嬉しい限りです。


 さて、今日は寝ましょうかね。明日はクリスマスに向けて何かしましょうかね?


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます!


 残り9日!!!!!!

 なんと!残り一桁!!!!!もう本当に終わりが近づいてます!長かった1年も本当の終わりが近づいてます!


 感想やアドバイスがありましたらコメントまで

 高評価、ブックマークお願いします!


 明日もお楽しみに!

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