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魔女の364日  作者: Catch262
35/364

魔女の35日目

皆既月食見ますよ!

 おはようございます。シュロシルです。何とかもう動けますよ。昨日は大変でしたね......今日はもう大丈夫なので張り切って行こうかと思います。


 「おはよオルウル、昨日はごめんね。死ぬかと思ったよ」


 オルウルには昨日迷惑かけましたからね。ちゃんとご飯あげましょうか。私はパンを食べてます。今日はいつもより少し多めに食べますか。栄養補給ができていないので......


 今日はメイダー(日曜日)なので街に行きますよ。そして夜には珍しいと言われている『スーパー・ブルー・ブラッドムーン』が見えるそうなので見ようと思います。簡単に言えば皆既月食ですね。少し楽しみです。


 正直街に行くのどうしようか迷ってたんですよね。その理由はまた魔法を使うことになるからです。街を往復するだけの箒に乗る魔法。物を転移させる魔法。この2つを使わないと行けないので......でも行かないと食糧が無いので......中々安定しませんね。このままではレアティアに行けないのでは......


 とりあえず街に向かいます。今日は比較的ゆっくり行きましょうか。無理に飛ばさないようにしましょう。


 

 アンラウについて門番の人が話しかけてきました。


 「ユノライさん!コザルダー(金曜日)大丈夫だったかい?あの寒さで帰ったんでしょ?」

 「ええ、おかげで昨日は1日中寝込んでいましたよ」 

 「そりゃ大変!もう大丈夫なの?」

 「なんとかなったのでもう大丈夫です。ご心配ありがとうございます」

 「帰れないとなったらうちに泊まってもいいんだからね」

 「今度はそうしますね。それじゃ買い物に行ってきますね」

 「行ってらっしゃい。今日はいつもの店だよ」

 「ありがとうございます」


 私は一礼をしていつもの店に向かいました。そしてある程度いつも通りの物を買って店を出ました。


 晩飯は魚にしますかね。栄養もあるので最適ですね。とりあえず人目のない所に行って......


 『我が触れたものよ。我の家に転移せよ』


 これで大丈夫ですね。さて、時間もあるので噴水でも見に行きますかね。意外と距離があるんですよね。それでも見る価値はありますよ。


 今日も噴水は通常運転でした。それだけです。近くの店で昼食を買いベンチで食べながら噴水を見てました。何故か飽きないんですよね。


 さて、帰るとしましょうか。今帰れば丁度いい時間になりそうですね。


 門を抜けて箒に乗ります。けれどもう既に体力は底を尽きていたみたいです......飛べるんですけどゆっくりしか動きませんね。今調子だとガイ(16時)からソウレイ(18時)になりそうです。


 

 何とか家に着いた時には案の定ソウレイ(18時)でした......すぐに晩御飯を作ってオルウルにもご飯を上げます。皆既月食が見れるのはガンライ(20時)なので風呂に入る時間もありますね。ご飯を食べた後は風呂に入ってしまいましょうか。


 皆既月食を見る時はオルウルも連れて行こうと思ってるんですよ。頭がいいので理解すると思うんですが流石に厳しいですかね。


風呂を上がったらガンライ(20時)近くだったので外に出ます。


 これから月が欠けて赤くなりそして元に戻ります。意外と楽しみなんですよね。


 月を探そうと思ったけどその必要はありませんでした。そんなことをしなくても月の明るさですぐにわかるぐらい大きな月が空にありました。


 見ているうちに月は欠け始めていました。というか外にいるのは寒いですね。冬でしかも夜なので余計に冷えます。


 そして徐々に赤くなっていく......すごく幻想的ですね。気づけばもういつも通りにの月になっているんですよ。素晴らしいですね。


 今日は魔法を使って疲れたのでもう寝ますね。皆既月食も見れて満足です。


 明日はいつも通りになりますね。風邪を引かないようにしましょうか......


 それではおやすみなさい。また明日。


 見ていただきありがとうございます。 


 まさかメイダーが日曜日と覚えれたのが驚いている作者です。このままではオルニアの世界に行けますね。皆さんは皆既月食見ましたか?私は欠けるところまでは見て感動しましたよ。


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 明日もお楽しみに!

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