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魔女の364日  作者: Catch262
333/364

魔女の333日目

 寒そうな風の音とアラームの音が重なり少し嫌な気分で目が覚めた私です。さて、今日はバイトなので朝食食べたら行きましょうかね。今日は紗枝さんが居るはずなので少し話せたらいいですけど。


 「おはよ」

 「おはよ~シュロシル。今日バイトだっけ?」

 「そうだよ。オルウルはヴァルガンの所に行くんでしょ」

 「うん。一応家事してから行くつもりだけど」

 「今日ぐらいしなくても大丈夫だよ?」

 「でも時間あるからしてから行くよ~」

 

 オルウルは既に掃除を始めていた。私が朝食を食べているのにも関わらず掃除してるんですが......


 朝食を食べ終えバイトに行く支度をして箒を持って家を出た。箒に乗って気付いたことは雪の量が減っている事だった。最近熱で外に出れなかったので分からなかったが、温かい日が続いていたので雪が溶けたんでしょうね。まぁもう今年は無くなる事は無さそうですけど。


 アンラウに行くに連れて雪の量が減っていった。門が見えた頃には地面が見える程だった。


 「おはよ。紗枝さん」

 「おはようございます。シュロシルさん」

 「結構久しぶりですね。元気にしてました?」

 「それが最近は寒くなったり暑くなったりで体調が何とも言えなかったんですよね」

 「私も最近まで熱で動けなかったですよ」

 「それ大丈夫なんですか?」

 「ええ、もうよくなりましたからね」


 良くなると言いますか、勝手に良くなってしまうと言った方が正しいですよね。勝手に熱出て勝手に引いたので......あの自分勝手な病気とは二度と会いたくないです。


 「それじゃシュロシルさんあとはお願いします」

 「ゆっくり休んでくださいね」

 「ありがとうございます。では、失礼します」


 しっかりと深く礼をしてその場を去っていった。しっかりとしてますねあの子。


 さて、紗枝さんは帰って暇になったので持ってきた編み物でもしましょうかね。でも今年の冬って寒いんですかね?現状確かに寒いですが、雪が溶けているのを見ると本当に寒いのかって疑いたくなるぐらいですけど、どうなんでしょう。因みにアンラウ内は雪はほんの少ししかないです。


 1月にも行ったと思うんですが、この時期になると移動する人は少なく、更に移動するとなると地下鉄を使用する例が多いわけですよ。なので門番って仕事はかなり暇になるわけでして、結構楽にできたりもするんですよ。


 最終的には本当に誰も来ないで終わったので帰るとしましょうかね。もうコウ(17時)になりと暗くて寒いですね......



 「ただいま~いい匂いだね~」

 「おかえり!でしょでしょ?冷めないうちに早く食べようよ!」


 ヴァルガンの所に行ったとは思えないほど元気に出迎えてくれました。ヴァルガンの所まで距離が少しあるので疲れるかなって思ったんですが、心配するだけ無駄だったのかな?


 オルウルが作ってくれたシチューを食べて冷えた体を温めて、風呂に入って更に温まった。


 部屋に戻ってカーテンを閉めるとき外を見ると雲は無く、星が綺麗に見えた。はやり周りに明かりが無いと本当に星って綺麗に見えますよね。


 明日もバイトですね......2日連続ってのは初めてですけど、もう編み物完成しそうなんですけど......今オルウルの分を作っているので私の分も作りましょうかね。


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます!


 残り31日!

 ゾロ目!やっと最後のゾロ目の日になりましたね!今まで111日、222日と来てようやくですよ。ようやく333のゾロ目を見ることになりましたね。これ以上のゾロ目はもう無いですよ。そして自慢しましょう。今日が333日だよ......と(くだらないですね。はい)


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 明日もお楽しみに!

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