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魔女の364日  作者: Catch262
329/364

魔女の329日目

 あれからかなり寝て体調は良くなりました。まぁ元から良かったんですけどね。何故か熱だけがあるって状態だったので寝るしかなかったんですが、診てもらってもただの風邪みたいでしたし、もう大丈夫でしょう。


 外を見ると前見た時よりも更に雪が積もり、空には地面と真逆に白が一切ない青空が広がってました。買い物に行くのに絶好の日ですね。


 「おはよオルウル」

 「おはよ~顔色良くなったね」

 「そう?色々とありがとね」

 「なんも~一応熱測っておいてね」


 何故か心配性のオルウルは朝食を食べる前に体温計を渡してきた。流石に熱は無いだろうと私も少し気になったので測ってみた。


 体温計が鳴り、取りだして見てみると壊れているのでは無いかというほど疑うような数字が出てきた。というか、壊れてますよねこれ。


 「何度だった?」

 「36度6。平熱だね」

 「良かったね戻って」

 「そ、そうだね」


 私は朝食を食べて買い物に行く準備をしてすぐさま箒を持って家を飛び出した。因みに体温計では39度2あったんですが、オルウルに言ったら本気で心配しそうなので黙っておきましょう。アンラウに着いたら体温計を買いましょうかね。


 そういえば、今週バイト行ってませんね。門番さんには悪いことしましたね。体温計が壊れているばっかりに。


 「おはようございます」

 「おはよユノライさんもう大丈夫なの?」

 「ええ、お陰様でよくなりました」

 「そう。来週はお願いね」

 「勿論ですよ」


 最近は門番さんばかりで紗枝さんに会ってませんね。いつ行ったら会えるんですかね。


 とりあえずいつもの店で買い物をして、その後に体温計と一応薬も買っておいた。昨日持ってきてくれましたが、市販の方が信用できるので......


 店を出て体温計を使って見ましょうか。熱は無いと思うんですが、一応......


 体温計が鳴り、取りだしてみると数字は先ほどと変わらなかった。変わらなかった......?何でですか?こんなにも普通に歩けて、顔色も正常なはずですけど、熱だけが高い......全く意味分からないんですけど......


 私は素直に家に帰り、オルウルに事情を話して布団に入った。オルウルは既に察していたらしく軽く流してくれた。なんで気付いているんですか。本当に怖いんですけど......


 こうなったらアルエファ......となると呼ぶのにメルクアース......流石に迷惑ですかね。結構怒ってましたし......というか、こういう時にアルエファ居ないとかおかしくないですか。邪魔なときに居るのに必要なときに居ないって......


 寝ようと目を閉じた時、窓に何かが当たる音がした。窓を見てみるとアルエファの飛ばした魔法鳥が居た。伝言などを渡すときに使う魔法だ。鳥には紙が付いていた。


 『しっかり寝込んでますか。その症状は魔女特有の症状だよ。発症するのは分かってたけど、言う暇無くてね。最短で3日、長期で5日寝たら治るから安心して。それじゃしっかり寝るように』


 ......アルエファめ。分かってて黙ってるとは......なんなんですか。


 最短で3日って事は明日で治るって感じですかね。長期で5日って......早く治ってほしいですけど。とりあえず寝る以外に方法がなさそうなので寝ましょうかね。その前にこれをオルウルに渡して......

 

 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます!

 

 残り35日!

 3連休なのに金曜が土曜で土曜が日曜だと勘違いしてしまっている作者です。来週はテスト期間なので一度小説の事は片隅に置いて勉強に励みます......


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 明日もお楽しみに!

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