魔女の327日目
全員が帰り、家の中はまた私とオルウルだけになりました。ようやく平和が訪れたかのようですね。今日はバイトなので朝食を食べたら準備しましょうかね。
なんでしょう。ちょっと目眩がしますけど、気のせいでしょうかね。寝起きって立ち眩みとかよくあることですし、大丈夫でしょう。
「おはよオルウル」
「おはよ~って!顔かなり赤いけど大丈夫!?」
「え?何のこと?」
「いいから熱測って!」
オルウルが急いで体温計を持ってきて測らせた。確かにちょっと目眩しますけど、それだけですよ?
ピピピピ
体温計の音が鳴り、オルウルが覗き込むようにして体温を見てきた。
「えーっと、38度6......は?」
「え?嘘言わないでよ」
オルウルが変な数字を言うので確かめるように私も見ると確かにオルウルが言った数字だった。こりゃバイトに行けそうにないですね。というか、家からも出させてくれなそう。私は平気だと思うんですけどね。逆になんでこの体温で平気なのか私が知りたいです。
「今日はもう寝ること!バイトは休むように!」
「分かってるよ。流石に私もこれじゃ行く気にはなれないからね。それじゃおやすみ」
「絶対安静だよ!」
「オルウルは病院の先生にでもなったの?」
とりあえず自分の部屋に戻り、バイトに電話をかけた。この状態で行くわけにも行かず、行ったとしても箒に乗ってうまく操作できないと思うので。
「あ、すいません。ユノライ・シュロシルです」
「あら、ユノライさんどうかした?」
「ちょっと朝起きたら熱があって、38度超えてるので休みたいんですけど」
「それは大変ね。分かったよ。しっかり寝るんだよ~」
「すいません。ありがとうございます」
門番さんは優しい声で許してくれた。じゃあ寝るとしましょうかね。
でもなんで風邪ひいたんでしょうね。しかも結構な高熱......これは一日寝ただけじゃ治ったりしませんよね。薬あったかな......
ここから一番近い病院って言ったら、まぁアンラウになるんですけど、明日もこの状態だったらいつもの人に頼むとしましょうかね。今日は一回素直に寝て安静にした思います。
まだ起きて数分ですが、仕方ないです。おやすみなさい......
同時刻:レアティア 生命の魔女アプロカカ・アルエファ
「大丈夫かな~......」
昨日シュロシルの体調が悪いのは薄々気付いてたけど......しっかり魔法を使って見たら高熱の症状だったけど、まぁオルウルも居るわけだし、安心できるかな。
まぁ2、3日寝たら治るような症状だったので、大丈夫だと思うんですけどね。いつもの人を呼ばなければ......ですけど。
見ていただきありがとうございます!
残り37日!
今年に入って風邪を引いた回数が片手程度の作者です。まぁシュロシルが熱を出すって事はそれと同じように作者も風邪を引いたわけですよ......まぁシュロシル並みの高熱じゃないんですけど。
雪も降ってきて、体調を崩しやすくなってるので気を付けたいと思います。
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