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魔女の364日  作者: Catch262
311/364

魔女の311日目

 「この度はありがとうございました」

 「いえいえ、急だったものでしっかりとしたおもてなしが出来ず申し訳ございません」

 「そんなことないですよ。ご飯も美味しかったですし、良い経験ができました。また来ますね」

 「ありがとうございます。それと......」

 「?」

 「今後もスイラキアの事をよろしくお願いします。あの子はまだ小さいです。あなた方が近くに居てくれるだけで、心強いのです」

 「はい。魔女になった以上、家族みたいなものですよ。それでは私たちはこれで」


 軽く一礼をしたあと私たちはナナウガの頂点を目指し歩いた。


 今朝はスイラキアさんの家で朝食から昼ご飯のおにぎりまで頂いて家を出ることになった。あんなに親切にしてくれると居心地がよく感じますが、ずっとあの調子だと怠けそうで怖いですね。


 「おお~」

 「高いね~」

 「そりゃそうでしょ。結構な高さあるんだから」


 ようやくナナウガの頂点に着いた。ここからは折り返しだ。少し休んだ後オルウルを私の箒の後ろに乗せて、それぞれ箒を出した。魔女と言ったら誰しもが最初に箒を乗ることを覚える。 


 「おお~これは気持ちい」

 「でしょ~」


 高い場所から空を飛び、ディルの家を目指した。山の梺なので本当にこのまま飛んでいれば着くらしい。山のパイル(北)にスイラキアさんが居て、シヴル(南)にディルが居る。同じ場所なのに、会うのがすごく大変ですね。山を越えると言う意味では結構大変ですよ。


 一時期山をくり抜いてトンネルを作ろうと言う計画があったらしいが、このままを維持すると言う方針に至ったらしい。


 アクロウ(13時)に頂上から飛び、現在ソウレイ(18時)になろうとしている。全員が結構疲れていた。オルウルを除いて......


 「着いたよ!」

 

 ディルが指さす方向に一軒の家があった。私と同じで村から少し離れた一軒家だった。


 「頂上から意外と遠かったね......」

 「そうだね~もう二度とやりたくない......最初は楽しかったけど」

 

 私とシペリシ(時間の魔女)は疲れ切ってました。明日動けるんでしょうかね。


 「ただいま~エランドル!」

 「お帰りディル。そしてシュロシルさん、オルウルさん、シペリシ・ヴォルトウリスさん長旅お疲れ様です」

 「お久しぶりです。来ること知ってたんですか?」

 「ええ、ディルから昨日の夜に聞いてますよ。どうなさいます?流石に疲れているご様子ですが、布団は敷いてありますけど、晩御飯はいかがしましょう」

 「用意してくれているのなら食べるよ。勿体ないでしょ」

 「ありがとうございます。ではこちらへ」


 ここでも昨日と同じように豪華な食事が出てきた。今回は来ることを知ってい豪華に作ってくれたらしい。そして意外とエランドルさんのご飯は美味しい。


 お腹が一杯になり、風呂が沸いてるとのことなので汗を流して空いている部屋を使わせてもらった。ここでも気が利きますね。


 明日1日はここに居ましょうかね。帰ってもすること無いですし、オルウルも反対はしないでしょう。シペリシはアンラウ目指して明日には出ていくと思いますが。


 それじゃ、オルウルは風呂に入ってますけど、私はもう疲れたので寝ます。

 

 おやすみなさい。

 見ていただきありがとうございます!


 残り53日!最近新しい小説のネタを考えているんですけど、やっぱり難しいですね。王道で攻めるかちょっと変えていくか......どうしようかな。そんなことより冒険者season2を書かないと......次の話全部考えてあるんだよな。


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