魔女の306日目
昨日は特に何もせず、ハロウィンから帰ってきて、アルエファ以外が疲れて寝込んだってことぐらいでしたっけね......ぐっすり寝れたのでもう今日からいつも通りやっていけそうですね。
「おはよ」
「おはよ~シュロシル!昨日一日中寝ちゃってごめんね」
「いいのいいの。疲れてたんでしょ。私も何回もあるんだし大丈夫だよ」
「おはよシュロシル。相変わらず遅いのね」
「いつ起きようと私の勝手ですよ~」
アルエファとオルウルは先に朝食を食べたみたいで、今日は私一人でした。寂しいですね。待ってくれてもいいじゃないですか。いつもオルウルは待ってくれるんですけど、多分アルエファですね。
「そういえばさ、土の魔女には会った?」
「あ、光の魔女が土の魔女になったんだっけ?まだ会ってないな」
「一度会ってみることをお勧めするよ。シュロシルと気が合いそうだから」
「それどういう意味?」
「それは会ってからのお楽しみって事で」
光の魔女が亡くなり、継承者が確かメシロウ・スイラキアさんだったかな?ディルと同じでナナウガ出身だったはずです。風の魔女が一生懸命探してましたよね。土の魔女って決まったのも結構早かったですけど、私のような光の魔女って呼ばれるのを防ぐためでしょうかね。
でもなぜ土の魔女なんでしょうかね。もう少しいいのあったんじゃないですか?トレースはもうネタ切れなんでしょうかね。
「なんで土の魔女になったかアルエファ知ってるの?」
「うーん。知っているって言えば知っているけど......シュロシルって魔女の法則性ってわかる?」
「え?うーん......」
「体力が多い人とか?この世界に携わっている人だったり?」
私の代わりのオルウルが答えてくれました。頭のいいオルウルでも分からないことはあるんですね。
「体力が多いは明らかに違うね。魔女になったら半強制的に多くなるの。魔法を使う為にね。後者の世界に携わっている人って言うのは強ち間違ってないよ。過去に大事件を解明した人が魔女になったケースもある」
「でも、魔女になるにはその前の魔女と関りを持つんじゃなかった?」
「確かにそうだったけど、あの時は例外にその人が魔女になったんだよ」
「へ~色々知ってるね」
「そりゃ長生きしてるからね」
この世界ができてからアルエファが居ると考えたらざっと1200年は生きていることになりますね。
「正解は魔女の名前が被っていないこと」
「そんなこと?」
「そんなことって言うけど、今までに魔女は5000人程度かな。100年生きる魔女も居れば、1年も経たないで亡くなってしまう魔女もいる。そうしている内に魔女は変わっていった。それで今や5000人を突破している。それだけの魔女が居て、全て名前が違うんだよ」
「要はネタ切れって事?」
「まぁ言っちゃえばそうなんじゃないかな。だからと言って魔女と言う概念を消すことは絶対にしないってトレースが言ってたけどね」
そこまでして魔女がこの世界に居る理由って何なんでしょうかね。なぜそこまでして魔女を残すのか。一度魔女についてトレースと話したいですね。出来れば今年中に......
見ていただきありがとうございます!
今日は土の魔女と魔女についてのお話でした。因みにバイトが最近週3で暇をしている作者でした。(すごくどうでもいい)
感想やアドバイスがありましたらコメントまで
高評価、ブックマークお願いします!
明日もお楽しみに!