魔女の301日目
寒さは相変わらず変わらなく寒くなりましたね。ハロウィンの日ぐらいは温かくあってほしいですね。ディルに相談しに行きましょうかね。あの子なら可能なので。まぁ最終手段でしょうかね。
さて、今日はメイダー(日曜日)なので食材を買いに行くのと仮装を買いに行きましょうかね。
「おはよオルウル」
「おはよ~」
いつも通りパンを持ってきてテレビを付けた。今日は一日温かくなるようだが、朝は寒いらしい。因みに夜も寒くなるみたいだ。
「準備できたら行くよ」
「分かったよ~私はもう準備終わってるからいつでもいいよ」
「......随分と早いんだね」
まだ私は起きてきたばかりですよ。早起きって本当にどれだけ早く起きてるんでしょうかね。
「ねぇオルウルっていつ起きてるの?」
「大体エルア(4時)だよ」
「なんでそんなに早く起きてるの?もう少し寝ててもいいんだよ?」
「うーん。なんだろうね。目が覚めちゃうんだよ。ドラゴンの時もそうだったから体に身に付いちゃったんじゃないかな」
なるほど。少しはドラゴンの時の影響はあるそうですね。まぁこの生活で無理が無いならいいんですけどね。
私は朝食を食べて準備を終えたら外に出て箒を出します。もう既に外は温かくなってましたね。オルウルを後ろに乗せて出発です。
「久しぶりの空からの眺めだな~」
後ろに乗っていたオルウルが楽しそうに言ってました。そういえば、人間になってから空から地を見るのは久しぶりですよね。人間になったら飛ぶことはできませんからね。
「どう?久しぶりの空は」
「うん!楽しいよ!」
オルウルはとても楽しそうに空の旅を満喫してました。暫くしたら飽きてましたけどね。大体半分ぐらいの所でしょうか......まぁ私も最初は楽しかったんですが、今となってはもう......
「おはようございます」
「ユノライおはよ。あら、オルウルさんもおはようございます」
「お、おはようございます」
「今日は二人でお出かけですか。仲がいいんですね~」
「ハロウィンの仮装を見に来たんですよ」
「あら、それならいつもの店の真逆の店がそうだよ」
「そうだったんですか。ありがとうございます。探すのに苦労しそうだったので助かりました」
「いいのよ。いってらっしゃい」
とりあえず来週分の食材をオルウルと選びながら買って家に送りました。これで手ぶらで仮装を選べますね。
店に入った瞬間オルウルは決めていたかのようにある場所へと向かいました。そして「これ!」と指しました。それは魔女の衣装でした。
「魔女の衣装ね。確かに悪くないね」
「合う人みんな魔女なのに魔女の恰好してる人少ないからね」
確かに10人魔女が居て魔女の恰好をしているのは2、3人じゃないでしょうかね。あとは全員私服ですよ。あ、私も私服ですよ。
「ほら、シュロシルも選びなよ」
「私はいいよ。家に魔女の衣装あるからそれ着るよ」
「え、あるの?」
「うん。魔女の最初は使ってたけど、今はもう使ってないから埃被ってると思うけど」
「じゃあ一緒に魔女の衣装してハロウィン行こう!」
「そうしようか」
オルウルの衣装を買って、帰ろかと思ったんですが、晩御飯もこの辺りで食べてから帰りましょうかね。家に買って作るのもあれですし、なかなかオルウルと出掛けるなんて無いので。
「何か食べて帰ろうか。何がいい?」
「うーん。この辺り何があるか分からないからな~」
「レストランにしようか。好きなの選べるから」
店が集まる場所でどこにしようか決めて晩御飯を食べました。オルウルの感想は「美味しいけど、家の方が何倍も美味しい」だそうです。まぁ私も同意見ですが、こういう感じで食べることに意味があるんですよね。中々経験しないので。
帰りの箒ではオルウルは寝てしまいました。疲れたんでしょうかね。今日一日で結構動きましたからね。無理もないですよ。あと食べたらそりゃ眠くなりますよね。
家に着いたらオルウルを布団へと運び私は風呂に入って自分の部屋に行きました。
クローゼットの中を開けると今は使っていない魔女の衣装がありますね。懐かしいですね。今でも着れるんでしょうかね?まぁ明日着てみましょうか。
それじゃ、今日はもう寝ましょうかね。私も少し疲れました。箒2人乗りだと使う魔法量が違うのでね......
それではおやすみなさい。また明日。
見ていただきありがとうございます!
オルウルとの買い物はやっぱり文字数増えますね。因みに魔女の恰好をする魔女は火の魔女ドリュナル・セトトリア、風の魔女ヨルセム・スカアリヤ、生命の魔女アプロカカ・アルエファですね。まぁこの3人も毎日ってわけじゃないですけどね。
感想やアドバイスがありましたらコメントまで
高評価、ブックマークお願いします!
明日もお楽しみに!