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魔女の364日  作者: Catch262
299/364

魔女の299日目

 「ほーらーシュロシル起きて~」

 「ん~......」

 「バイト遅れるよ」

 「......もうそんな時間?」

 

 目をゆっくり開けると私の体を揺すっているオルウルが居た。昨日は何もせず寝たのだが、やっぱりそのまま起きずに寝てしまったか......


 「ありがとオルウル。おはよ」

 「おはよ~。朝食食べて早くバイト行かないと間に合わないよ」

 

 時計を見てみるとサッシ(9時)だった。私は急いで準備をしてパンを咥えたまま箒に乗り家を出た。久しぶりのバイトで遅刻はごめんです。


 スピードを出してアンラウまで向かいました。地面は昨日の雨で水溜まりかと思ったのですが、水溜まりと言うより、そこに氷が張っている状態ですね。割ったら楽しそうですけど、今はそんな暇ありませんね......


 「お、おはようございます......」

 「ユノライさん。おはようございます。随分お疲れの様で」

 「久しぶりのバイト過ぎて起きる時間を間違えてしまいまして......」

 「あらあら、まぁ無理はしないでね」

 「はい。ありがとうございます。代わりますね」

 

 門番さんと代わった後私はオルウルから開けていないパンを貰っていたのでゆっくりと食べた。昨日はあれだけ寒かった外も、今となっては温かく感じるほどになりました。これ大丈夫ですかね。なんか気温変化が大きすぎて悪影響だったりしません......?


 まぁディルの事なのでその辺りの制御はできてますよね。信用しましょうか。


 

 そしてそれからずっと終わりまで、誰一人としてこの門を使うことは無かった。


 「お疲れ様。代わるよ」

 「ありがとうございます」

 「暇だったでしょ」

 「そうですね。いつも通りでした」

 「最近ね。あの件があって以来、人の通りが少なくなったのよね。あまり動こうとは思わないんじゃないかな」

 「そうかもしれませんね......それじゃ、後はお願いします」

 「気を付けて帰ってね」


 帰りの箒に乗ってて思った。未だにあの件で色んな人の日常が狂っていた。この時期は移動が少し多くなる時期。本当だったら5人は居ても良かったのではないかと思うほど。やっぱりあの件は異常だったのだろう。


 「ただいま~」

 「おかえり!ラーメン出来てるよ!冷めないうちに食べよ」

 「ありがと」


 オルウルが作ったラーメンは帰ってく時の寒さなんか吹っ飛ばすほど温かかった。そして美味しかった。


 晩御飯を食べて、温かい風呂に入って、少し冷えている自分の部屋に行く。そして前までは日記を書いていた。日記は来年からまた書き始めましょうかね。


 そろそろハロウィンも近いので仮装でも考えましょうかね。明日はそのことについて話しましょうかね。


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます!


 久しぶりのバイト回。そして安定の誰も来ないバイト......こんなバイト俺もやってみたい。


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