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魔女の364日  作者: Catch262
296/364

魔女の296日目

 おはようございます。シュロシルです。今日はカボチャのランタンを作るんですよね。ちゃんと覚えてますよ。ハロウィンに向けての準備としては結構いいものを準備することになるんじゃないでしょうか?あとは仮装とかも用意したいですけど、その時間ありますかね?


 居間に降りると早速オルウルが楽しみそうに待っていた。


 「おはよシュロシル!」

 「相変わらず元気だね~おはよ」


 楽しみなのはわかりますが、作るのは午後からなのでそんなに期待しても疲れるだけですよ。って言うか、期待しすぎるのもあれですけどね。


 朝食を食べた後軽く家事を二人で分担して終わらせた。オルウルが異様に頑張っていたのは楽しみなのだろう。こんなに楽しみにしているオルウルを見るのは初めてかもしれませんね。


 やることもしっかり終えてようやく作り始めます。


 「じゃあまずは、カボチャに顔をペンで書いていく」

 「わかった!」


 子供のように無邪気に楽しむオルウルを見てなんだか和む感じがしました。本当に自分の子供を世話しているようですね。まぁオルウルは私の子供のようなものですからね。


 「できたよ~」

 「次に底の部分を丸く切って、中のカボチャをスプーンで取りだす。この作業が一番大変だと思うよ。全部ちゃんと取ってね」

 「はーい」


 この作業が私としては一番大変なんですよね。全部取らなきゃいけないので当時作った時はこの段階で心が折れそうになりましたね。大きいカボチャほど時間がかかりますからね。


 オルウルは案の定結構時間がかかりましたが、根気よく最後までやってましたよ。


 「お、終わったよ」

 「じゃあ次!さっき描いた顔をナイフで綺麗に切っていく、一周ナイフを入れたらあとは押すだけで出てくるよ」

 「それやったら終わり?」

 「うん。少し乾燥させて終了だから頑張れ」

 「分かった」


 最初のテンションはどこに行ったのやら......それでも頑張ってやってますね。まぁこっちの方で蝋燭の準備でもしましょうかね。出来上がったらすぐに見たいでしょうし、魔法で乾燥はすぐにできるので問題はないと思います。


 綺麗に顔を切り取りようやく終わった。既に日は暮れていた。


 「終わった!」

 「できたね~じゃあ蝋燭付けて外に見に行こうか」

 「うん!」


 カボチャを外に持っていき蝋燭を付けた。ソウレイ(18時)だったが、既に暗く、蝋燭を付けると丁度いい明りになった。


 その明かりは綺麗に見え、本当にカボチャが不気味に笑っているように思えた。暗く見るからだろうけど、不気味過ぎて本当に怖いと思うほどでした。顔はオルウルのセンスなので、オルウルが怖いですね。


 「綺麗だね」

 「うん。作ってよかった!」

 「どうする?家の中に入れる?それとも置いておく?」

 「見栄え的には置いておく方がいいのかな?」

 「そうだね。長持ちするから外の方がいいかもね」

 「じゃあ玄関付近に置いておこう!」


 玄関の間隣にカボチャを置いて暫く見ていた。段々冷えてきたので家に入った。


 「あ、そういえば晩御飯作ってないね。ごめんね夢中になりすぎて」

 「いいのいいの。パンでも食べよ。午後から始めた私も悪いんだから」


 晩御飯はパンで済ませた。明日はカボチャを使った料理にしましょうかね。カボチャが大量に余ってしまってはもったいないので再利用しましょう。


 晩御飯を食べた後はオルウルがもう一度外に行きランタンを見ていた。その間に私は風呂に入って自分の部屋に向かった。風呂が開いたときにオルウルは戻ってきた。もう外は寒いんで長く外には居させたくないんですけどね。


 さて、明日はカボチャを使って何か作りましょうかね。あと仮装の衣装も用意したいですけど、時間ありますかね?今年のハロウィンは楽しむつもりなので。


 それではもう寝ますね。おやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます!


 今回初のしっかりとした料理回ですが、本当は作ったことがないので片目でググりながら頑張りました!今度本当に作ってみたいですね。


 感想やアドバイスがありましたらコメントまで

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 明日もお楽しみに!

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