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魔女の364日  作者: Catch262
284/364

魔女の284日目

 ......騒がしい。ほかの魔女が早起きなのは構いませんが、私まだ寝てるんですけど、いや、もう起きましたけどね?アラームより先に起きるなんて、久しぶりですよ。まぁうるさくて目が覚めたんですけど。


 てか、魔女って基本早起きが得意なんでしょうかね?それともそういう感じになってるんですかね?


 とりあえず苦情を言うために居間に行きましょうか。


 「ちょっと~うるさいよ?誰の家だと思って......ん?」


 ドアを開けて居間に入ると昨日より人数が増えてるんですけど......私部屋間違えたのかな?


 「おーシュロシルやっと起きたか。邪魔してるぞ~」

 「魔女の中で一番遅いんだね。流石眠りの魔女だけあるよ」

 「お邪魔してま~す」

 「シュロシル!久しぶり!」


 ティグリス、トレース、水の魔女ハピリウス・ヴィーアグニ、気候の魔女テミリョ・ディルウヒの4人が増えてました。と言うか、私の家の居間は宴会状態になってました......今朝ですよね?


 「えーっと......何してるのって聞いた方がいい?」

 「見てわからねえのかって!宴会だよ宴会!酒は持ってきてるから飲め飲め!」


 ティグリスが酒を勧めてくる。既にかなり酔っている様子だった。この状態じゃ誰も手に負えませんね。


 「宴会って......そう言うのやるのはトレースの城でいいじゃん」

 「疲れてるかな~って思ってわざわざ来たのに」

 「どうせ空間の魔女に頼ったんでしょ?」

 「あら、もうバレたか」


 それにしても、ここまで人数が多いと居間も狭く感じますね。いつもはかなり広いと思っていた居間ですが、この人数は初めてなので逆に驚いてます。


 「てか、風の魔女は?」

 「急ぎの要があるって言ってまだ来てないよ。あとで来るらしいけどね」

 「そう......食べ物無いとこの人数で宴会って少し困るね。作ってくるよ」


 キッチンに行こうとすると既にオルウルが色々作っていた。そして空間の魔女が私を止めて酒を出した。


 「食べ物は私が空間から取り出すから安心して。作り置きは沢山あるし、トレースの城の冷蔵庫から取っていいよって言われてるから!」

 「じゃあオルウルは何してるの?」

 「ちょっとしたつまみ作ってただけだよ~今日の主役はシュロシルなんだから楽しみなよ!」

 「ほらほら~飲めるんでしょ~一気飲みだ~」

 「時間の魔女あなた酔ってるでしょ」


 まだ朝と言いたいところだが、既に昼になって居た。何もすることもないし、この人数が揃ってしまうとやりたいこともできませんね。今日は大人しく宴会に参加しましょうかね。まぁ私の家でやってるので私が主催したみたくなってますけどね。


 それから5時間程宴会を楽しんだ。外は暗く、酒の弱い者は既に寝ていた。私は外に出て外の空気を吸っていた。


 「ふ~やっと着いた」

 「あ、スカアリヤじゃん」

 「お~シュロシル。この間の件はお疲れ。もう宴会は終わった感じ?」

 「お疲れ。まだ飲める人は飲んでるけど、弱い人は寝てるよ」

 「そっかそっか。じゃあ参加しようかな。シュロシルまだ飲むでしょ?」

 「うん。まだ飲めるよ」

 「よーし!二次会と行こう!」


 寒くなってきたので家の中に入り焼酎を飲んだ。体が温まるような気がする。酔いが回ってきたのだろうか。因みに今起きてるのは私とティグリス、トレース、アルエファ、水の魔女、風の魔女。ほかは全員寝てしまった。逆にティグリスとかずっと飲んでるけど、まだ潰れませんね。


 「ティグリスいつまで飲んでるの?大丈夫なの?」

 「あ~?実際平気だぞ。2日ぐらい続けて飲めるぐらい平気だぞ」

 「それ冗談で言ってるのか本当か分からなんだけど」

 「それ、本当だよ。私とティグリスはこの世界の酒じゃ全く酔わないからね。結構度数は強いほうだけどね」


 強いほうって......アルコール度数80とかを普通に飲んでるんですけど、あの人達のみ過ぎて狂ったんでしょうかね。そう言うことにしておきましょう。


 なんだかんだ言って、私はそろそろ限界ですね。あとは起きてる人に任せましょうか......もう動く気もしません。居間でねま......す......

 見ていただきありがとうございます!

 

 アルコール度数80って本当にあるのかな~って調べたところ。ストロー80オリジナルってお酒があるらしいですね。きっとティグリスやトレースはそれを飲んでいたのでしょう......そう考えると怖いですね。(因みにティグリスは一気飲みしてたとか......)


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