表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女の364日  作者: Catch262
281/364

魔女の281日目

 ようやく自分でアラームを止めれるようになった。要は体が動くようになっていた。本当だったら来週まで動かないはずの体が自由自在に動くようになっていた。


 実際あれだけの魔法を使ったら動けなくなるのは当たり前だろう。破壊の魔女ですら動けなくなりそうですよ。


 とりあえず居間に降りてみる。すると既にオルウルとアルエファが起きていた。まだローツ(6時)ですよ......?


 「あ!シュロシルおはよ!もう動けるようになったんだ!」

 「おはよオルウル。アルエファもおはよ」

 「おはよ」


 私が動ける状態になった事を誰よりも喜んでくれていた。私は椅子に座りパンを片手に取る。この感触も久しぶりだった。何もかもが久しぶりに感じた。そして生きている実感が沸いた。普段は当たり前の様に取っていた行動が、今となってはすごく大切に感じる。


 「それで?今どういう感じになってるの?」

 「そうだね。報告することは色々あると思うけど、まず1つ目。旅の魔女の生存が確認された」

 「え!?」

 「首を切られほぼ即死だと思われていたが、闇の魔女の魔法で生き長らえていた感じかな。今病院に運ばれて緊急手術してる最中だって。目が覚めるのはいつになるか分からないそうだよ」


 レイレアナさんが生きている事を知り一気に気が抜けた。正直ダメだと思っていた。けれど、助かったのなら、このまま生きていてほしい。


 「そして2つ目。光の魔女が完全に死んだとトレースは考え、次の光の魔女の引継ぎを探してる最中だって」

 「......本当に死んだんだ......」

 「そうだね。そしてそれが証明されたってことは、あの世界に居た人物は即死だろうね。文字通り死の丘になったわけだ」


 光の魔女に続き、ミオル、クオル。そしてエルエネがあの世界にまだ居たのにも関わらず、私はその崩壊を見届けて終わった。何も出来ずに......


 「まぁ、そんな具合かな」

 「ありがと」

 「ねぇシュロシル!今日シュロシルの手作り料理食べたい!」  

 「そういえば、久しぶりだね。分かった。作ろうか」


 包丁を手にすること自体久しぶりだった。それでも体が覚えているもので、軽々と料理を作ることができた。


 「出来たよ~今日はハンバーグ」


 晩御飯にしてはまだ少し早かったが、気にせずに作った。


 「......うん!やっぱり美味しい」 

 「本当に、美味しいね」

 「どうもありがと」


 料理の腕はまだ衰えてませんでしたね。まぁもう既にオルウルには負けますけどね。


 食べ終わったら順番に風呂に入り私は洗い物をして風呂に入った。時期も寒くなり風呂も暖かくしては居るようになっていた。


 風呂から上がったら着替えてベッドイン。この流れも久しぶりですね。何もかもが久しぶりの世界。別世界に来たかのような感じがする。


 さて、明日も早いですし、寝ましょうかね。


 それではおやすみなさい。また明日。



 これも久しぶりですね。

 見ていただきありがとうございます!


 3連休何をしようか考えた結果。ほかの小説の続編を書かないとな~って思い色々考えてる作者です。それ以上に日常編に入ったこちらの作品を今後どうするか考えないといけないのに......

 まぁ3日間私はバイトなのでバイト中に考えますかね。


 感想やアドバイスがありましたらコメントまで

 高評価、ブックマークお願いします!

 

 明日もお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ