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魔女の364日  作者: Catch262
260/364

魔女の260日目

 時刻:ソウ(15時) オルウル

 現在地:死の丘


 現状が良くわからなくなってきた。けれど、分かっているのはまだシュロシルが生きているということ。それさえ分かっていれば正直大丈夫だった。


 それでも、今は火の魔女と交戦中。強さは互角。


 状況を整理しよう。


 現在死の丘ではミオル。クオル。エルエネ。そして私の4人。先ほどまでティグリスが居たが、もう水の魔女と合流した。


 その水の魔女が戦ってるのが光の魔女。彼女の強さは群を抜いていた。水の魔女を怒らせた状態で余裕で勝ちを目の前にしていた。


 一方レアティアでは時間の魔女と交戦。こちらは生命、風、気候の魔女が居たが、今生きているのは風の魔女のみ。正直その強さに誰もが圧倒された。時間を左右する魔法を得た魔女の強さは偉大だった。


 そして眠りの魔女ユノライ・シュロシルと火の魔女ドリュナル・セトトリアの戦い。


 正直この二人は過去にも戦ったことがあるらしく。その時はシュロシルは負けている。そして火の魔女の強さはさっきの時間の魔女や光の魔女を従えるほどの強さ。正直トレースが居れば少し上を行くのだろうけど、その肝心なトレースは現在シャットダウン状態。つまり動かない状態になっている。


 「本当に強いね」

 

 エルエネが隣で寂しそうに囁いた。


 「ごめんね。オルウル。約束。守れそうにないわ......」

 「え?」


 エルエネの姿を見ると既に消えかけていた。エルエネは知っていたかの様にそれを覚悟していた。


 「お前。アプロカカ・アルエファの魔猫か......」

 「ええ、あの方が亡くなってから随分と時間が経ったからね......」

 「ちょっと!嫌だよ」

 

 魔力の供給源が無くなったので徐々に消えていったエルエネ。誰も、何もできなかった。私はただ泣くだけだった。


 「ありがとオルウル」

 「だ、め......」


 オルウルは消えていった。跡形もなく、綺麗にその場から居なくなった。


 「安心しな~。生命の魔女はそんなに甘くないよ」

 「......え?」


 トレースが立ち上がって私に話しかけていた。さっきまでシャットダウン状態だったのに......


 「さーて、反撃と行こうか」

 見ていただきありがとうございます!


 軽く現状をまとめた感じになりましたね。そして急なエルエネの死......そして立ち上がったトレース。ここからは反撃開始!


 感想やアドバイスがありましたらコメントまで

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 明日もお楽しみに!

 

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