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魔女の364日  作者: Catch262
251/364

魔女の251日目

 時刻:サッシ(9時) ティグリス

 現在地:ヤヌトラ


 旅の魔女死んでねえよな......って言うのも無理か。綺麗に首を切られてる。そしてトレースの意識も多分無いだろう。完全に操られてる。


 「死ね」

 「お生憎様トレースに劣るほど弱くないんでね」


 トレースが振りかざしたナイフを平然と避けて剣で対応する。リーチが長いと短いとじゃ話が違う。まぁ元の意識のトレースなら話は別だが......トレースは相手が剣だろうが銃だろうが構わず殺すバケモンだ。


 「なぁトレース。誰に操られてんだ?」

 「何言ってんの?」

 「光の魔女だろ」

 「......流石全てを見ているだけあるね。全部わかってんじゃん」

 「まぁ俺らでも分からないことはある。光の魔女が死ねば戻るのか。それとも倒せば戻るのか」

 「さぁね」


 本体の居場所は分かっている。多分今水の魔女とフィンで合流してるだろう。水の魔女が負けることはないと思うが、それまでは耐えなきゃいけないってことか......


 今現在もトレースのナイフを避けながら攻撃できる時に攻撃する感じになってる。ただいつ技を使われるかわからん。束王なんて使われたら俺でも少しの間は動けなくなる。


 「おいトレース。もうお遊びは十分じゃないのか?少しは目を覚ませ」

 「無理無理。やめておきな。そんな誘導尋問じゃ元には戻らないよ」

 「......それはどうかね。うちのトレース甘く見すぎだよお宅」


 軽く声をかけてみても特に反応は無かった。トレースはいいとして、旅の魔女を助けることは不可能なのか......なんで旅の魔女が優先して殺された......?しかもあの時束王を使った。それ以降は使われてない。


 「おい。光の魔女......」

 「あ、その感じは気付いたかな?」

 「まじかよ......もうお前と相手する必要なくなった。急ぐわ」

 「行かせないよ?」

 「なら力尽くで通らせてもらおうか。あまり元戦闘の世界の住人を舐めるなよ」

 



 同時刻 眠りの魔女ユノライ・シュロシル

 現在地:ラーリトル中心部


 「さて、どこまで逃げれますかね」

 「逃げるつもりは一切無いけどね」

 「これを見てもそれが言えるでしょうか?『消える(ハスタム・)(エベーネスセット)』」

 「え?」


 感覚で避けれることはできたが、それ以上にその技は......


 「それ。闇の魔女の技だよね?」

 「よくご存じで」

 「もしかして......」

 「ええ、先ほど光の魔女ヤカテシス。ネイトゥナが旅の魔女アイレク・レイレアナを殺し。その権限が私に委託されました」

 「......」

 「あら、もう言葉が出ないほど怒ってるのですか」

 「......殺す」

 「遠慮なくどうぞ。こちらもその気なので」

 見ていただきありがとうございます!


 北海道の地震凄かったです。初めて震度6ぐらいを味わいました。そして2日ほどの停電。まだ付いてない家もあります。震源地は特に大変だと思いますが、頑張ってください。他人事の様に言ってるように見えるかもしれませんが、一回体験すると本当に心配になります。

 皆様の無事をお祈り申し上げます。


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