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魔女の364日  作者: Catch262
25/364

魔女の25日目

エルエネが帰ってきましたよ......

 「ほら起きて」


 どこからともなく声がしました。今日は家で喋れるのは私だけなので可笑しいですね......


 「もうズレイ(7時)だよ」

 「起こすのが少し早いですよ。エルエネ......」

 「まだ早かったの。それじゃお休み」

 「何しに来たんですか本当に......」


 そんな会話をしたようなしてないような......


 レアル(8時)になりアラームの音で目を覚ましました。先ほど起こされた気がするんですけど気のせいでしょうかね......


 居間に行くとそこにはエルエネの姿がありました。


 「おはようございます。何やってるんですか。昨日帰ったんじゃないんですか......」

 「何その嫌そうな顔は。シュロシル明日バイトで街まで行くでしょ?」

 「そうですね。行きますよ」

 「だったら乗っけて行って貰おうかなと。そっちの方が早く着くし」

 「はぁ、そうですか......」 

 「というわけであと1泊するからよろしくね」

 「はぁ......」


 アルエファに怒りを覚えつつ私はパンを食べます。オルウルにも朝食を上げたんですが、エルエネの朝食が無いですね......

 

 そりゃ毎日2つしか用意してませんもん。来るなら来るで事前に連絡してもらわないと。


 仕方が無いので私のパンの半分を上げました。


 私からパンをもらうことななんてそうそう無いですよ......


 朝食を食べ終わったら食器を洗って洗濯して掃除して......明日バイトなのでいつもより綺麗にしておきましょうか。


 午後はどうしようかと思いましたが、これは買い出しに行かなきゃまずい感じですね......誰かさんが泊まるので食糧難になりそうです。


 近くの村にでも行きましょうかね。と言っても村の食材は結構な値段するので遠慮しておきます。非常用のパンでも食べて生き延びますかね。


 今日も午後からの予定は無く仕方ないのでエルエネと会話するのに時間を使います。


 エルエネはよく喋るので聞いてて飽きないですよ。


 「ところでさ、エルエネはアルエファがどんな魔法作ったか知ってるの?」

 「知ってますけど内緒にしててくれって言われてるんですよ」

 「よっぽど良いものができたんでしょうね」

 「実際そんなに大した事無いですよ。多分シュロシルもやろうと思えばできますよ」

 「じゃあ大したことないね」


 比較的私は色々な魔法を使えて、しかも作ることもできます。やろうと思えば死者蘇生なんかもできますよ。しませんけどね。


 10人の魔女の中で一番種類が豊富に使えるのが私ですからね。魔女1人1人に個性があるんですが私は特に無いですね......そう考えると悲しいです。

 

 アルエファは生物に関する魔法を主な魔法としていて多分今回もそんな感じでしょう。猫を二足歩行にするとかくだらない方なのか、それとも本当にすごい魔法でしょうか。


 私を呼び出すぐらいなので多分後者だと思いますけど。


 さて、晩飯をどうしましょうかね。エルエネの分も考えるとなると分けれる物がいいですよね。


 となると......考えつかないです。


 「あ、私はオルウルと同じで大丈夫ですよ。食べれないわけでは無いので」

 「それを早く言って欲しかったな......」

 

 じゃあラーメンでも食べますかね。毎日晩飯考えるのって難しいですよね。偏らないようにしなきゃダメだので。


 私はラーメンを食べて他二人にもご飯を上げます。


 食べ終わったら洗って風呂の準備します。この猫も風呂に入れてみようかしらね。面白い反応しそうですけどやめておきます。


 風呂に入ったらその流れでベッドにも入ります。


 明日はバイトなので早起きですね。実際今日バイトの時間に起きましたけど......


 「エルエネ明日は今日と同じでいいからね」

 「わかったよ。お休み」


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます。 


 毎日晩飯を考えるのが大変な作者です。毎日ご飯を作ってくれる母親がすごいと改めておもいますね。


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 明日もお楽しみに!


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