魔女の241日目
「さーて、そろそろやりに行きましょうか」
「でもまだ準備終わってないよ」
「わかってる分かってるだけどあと少しだな」
「うん」
そんな会話が小さな家から聞こえてきた。その会話は小さく、息をするかのように微かに家に響いた。
その会話を他に聞く人もおらず
これから始まる最悪が幕を開ける数日前の会話だった。
アンラウ史上最高で最悪の事態はこれからだった。闇の魔女では終わらない本当の最悪がこれから起ころうとしてるのにシュロシル達は一切気づいていなかった。
「ねえシュロシル」
「どうしたの?」
そんなことを知らずシュロシル達は今日を生きてた。シュロシルは朝起きてオルウルと朝食を取る。そんな当たり前な日常を今日も送っていた。
「なんか。嫌な感じしない?」
「闇の魔女じゃあるまいしあれ以上の魔女騒ぎは無いから安心していいと思うよ。最悪トレース出てくるでしょ」
「それならいいんだけど......」
けれどオルウルの直感は既に当たっていたことに気づいたのは数日後の話だった。
「さ~て、やるか。破壊の魔女の意思を持ち死の白夜を操れる眠りの魔女を血祭りにあげようじゃないか」
そんな言葉が暗い空間で大きく響いた。
見ていただきありがとうございます!
本当に忙しくて打てないときは代わりの話を持ってきて対応してますので混乱しないようお願いします。そして今回は一人称ではなく三人称視点で書いてみました。さあ、これから今世紀最大のアンラウの危機が!
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明日もお楽しみに!