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魔女の364日  作者: Catch262
237/364

魔女の237日目

 『現在一部の地域では台風が発生しております。避難地域になっている所は落ち着いて行動してください。また、それ以外の方も外に出るのは極力控えてください。何か物が飛んでくる可能性があります』


 そんな放送がテレビで流れた。今ヤヌトラで台風が起こっているらしい。ラーリトルに今のところ被害は無いが、結構大きい台風だそうだ。前も私の家が潰れかけましたね......


 「すごい雨だね~」

 「この時期になると台風だったね。すっかり忘れてたわ」


 雨の日は自然と憂鬱になる。それで動きたくない。そんな感情が二人とも意思疎通したのか、朝食を食べ終わった後テレビをつけて台風の映像を見ていた。


 ヤヌトラではほぼすべての地域が危険地帯になっており、避難できる人は安全地帯に行くように指示されていたが、実際避難できる場所が遠いのと、危険すぎて家から出れないことだ。そして家が崩れたりする。これまた復旧が大変そうですね......アンラウといい勝負になるんじゃないでしょうかね。


 「私たちってもし台風来たらどこが避難所になるの?」

 「一番近いのでアンラウなんだよね。まぁ私はこの家に居ると思うよ。強化魔法でも使って家強くしておくから」

 「ここ避難所より安心だね」

 「当たり前でしょ。下手に外出て箒に乗ってアンラウへ行きたいと思う?」


 台風の中で箒を使うと多分制御は効かないと思いますよ。やったことないので分からないですが、多分不可能だと思います。あらぬ方向へ向かってしまうんじゃないですかね。ドラゴンなども飛ぶと危ないって言われてますからね。空を飛ぶ者の天敵ですよ。


 箒が使えないとすると歩く以外の選択肢が無いので歩くとして、まぁ歩いたら相当時間かかりますね。着いた頃には台風は消えてるんじゃないですか?


 確かに避難所がアンラウなだけであって、本当に安全かと言われると微妙ですね。門は閉めると思うんですが、私が破壊した壁がまだ直りきってないので......


 そう考えると一番安全なのはこの家が一番安全でしょうね。


 「雨のせいで蒸し暑くなってきたし、私は寝るわ。晩御飯の時起こして」

 「分かったよ」

 「シュロシルも眠たくなったら寝ていいからね。それで明日になっても特に文句は無いよ。どうせすることなくて暇だったし」

 「じゃあ私も昼寝しようかな」


 いっそ起きなくていいので昼寝しましょうか。晩御飯は食べても食べなくてもどっちでもいいです。



 昼寝をして数時間が経過して雨が強くなっていることに気づいて起きた。テレビを見るとナナウガに台風が来ていた。これ明日にはラーリトルに来ますね。強化魔法かけておきましょうか。


 折角起きたので軽く晩御飯を作りましょうかね。今日はカレーにしますよ。手っ取り早く作りたいのでね。


 カレーができたらオルウルを起こして食べ始める。起こした時なんで起きてるの?って顔されましたが、偶然ですよ。


 食べ終わったらオルウルはシャワーに入った後すぐに寝てしまった。目覚めが悪かったのか、起きてからずっと眠そうな顔をしていた。シャワーに入ってもそのままとは相当眠かったのでしょうね。


 私もシャワーに入った後そのままベッドに行って眠りにつきました。魔法は継続系なので体力は持っていかれてる状態なんですよね。寝たらプラマイゼロなんですけどね。なので寝ます。


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます!


 台風が北海道まで来ないことに一安心している作者です。けど、他の県の方が大変そうで、実際に台風のすごさを知らないので何とも言えないですが、頑張ってください。


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