魔女の233日目
......起きたら目の前にはオルウルが居て、しかも居間にいる状況。時計を見るとアクジア(11時)になっている現状に頭が追い付いて来なかった。
「ねぇオルウル。ちょっと起きて?」
「ん~......もう晩御飯?」
「いや、朝みたい」
「え......」
オルウルがこんなに長く寝るのは初めてだった。いつもは早寝早起きを基本としてたオルウルが昼寝したまま次の日を迎えるという。
お互いがフリーズして今の状況をもう一度改めて振り返る。けど、何も結果は変わらなかった。昨日昼寝したまま朝になってしまった事実は一切変わらなかった。
「まぁ過ぎたことは仕方ないとして、最近どうしたの?睡眠不足?」
「そんなことないよ。ただ人間の姿で居ることにまだ違和感があるだけって感じかな」
「無理しないでよ。倒れられても困るんだから」
「そうだね。気を付けるよ」
「じゃあ朝食でも食べようか。もう昼みたいだけど......」
「朝食って言うより昼食だね」
パンを手に取りゆっくりと食べ始める。もし私が起きてなかったら何時に起きていたことになるのだろう。どちらかが目を覚まさない限りどちらも起きない状態になっていた。
朝食を食べ終えオルウルはまた眠りに入った。どうやら疲れているのか人間の姿が大変なのだとか。もう結構な時間人間で居るので慣れたのかと思っていましたけど、案外そんなこともないみたいですね。
気を使ってるつもりなんですが、行き届いてない感じがしますね。もっと配慮するべきなのでしょうかね?まぁやりすぎるとオルウルに止められると思うので程々にしますけど......
さて、朝食を食べ終えてオルウルが寝ている隣で家事を始める。最近しっかりと掃除をしているおかげで普通に綺麗な状態だ。
掃除が終わったら何をしようか。って悩んだんですけど、家の中に居たらオルウルを起こしそうなので外に行きましょうかね。
外に出ると雑草が生えていることに気づいたので雑草でも抜きましょうかね。どうせすることもないですし、今後雑草を抜くこともなさそうなので今やっちゃいましょうか。
今日の晩御飯を考えつつただひたすら無心になって雑草を抜いた。オルウルの体調の事を考えておかゆでも作りましょうかね。
日が暮れてきたぐらいに切り上げておかゆを作ってオルウルを起こしましょうかね。
「ほら、晩御飯ぐらい起きて食べな。食べたら寝ていいから」
「ん~......ありがと」
本当に体調悪そうですね。前もこんなことありましたけど、あれは闇の魔女の魔法だったので良かったですが(よくないですけど)、今回は本当だとすると大変ですね......
さて、ここからはいつもの流れですよ。
食べ終わったら食器を洗ってシャワーに入りベッドイン。日記を書かなくなったせいでこの時間やることなくなりましたからね~......
さて、雑草抜きで意外と疲れたので寝ましょうか......
それではおやすみなさい。また明日。
見ていただきありがとうございます!
もう夏休みが終わり、学校が始まりますよ......北海道は他の県と比べて早いんですよね。その分冬は長いですが。
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