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魔女の364日  作者: Catch262
230/364

魔女の230日目

 もう朝も寒くなり冬が近づいてきたのかと思うほどになりました。その場合秋はどこ行ったんでしょうかね?毎年毎年春夏秋冬のサークルで飽きたので逃げたのでしょうかね?


 秋は食欲の秋、読書の秋など様々な秋がありますけど、私は睡眠の秋でしょうかね。秋って一番気温的にも暑くもなく、寒くもなく、落ち着いてる気温だと思うんですよ。そんな中の睡眠って最高じゃないですか?


 まぁ。10月になったらまたイベントがあると思いますけど、無いことを祈って自由気ままに生きたいですね。


 居間に降りてオルウルと朝食を食べる。今日の予定は特になく、やっぱり暇な日になりそうだ。


 「シュロシルってさ。やること決めないでその日に決める感じだよね」

 「毎日やることあったらなんか大変な人じゃん。私は楽して生きたいの」

 「十分楽して生き居てると思うけどね~」


 くだらない会話を続けながら朝食を食べて家事をして、昼間は適当に雑談で過ごした。


 そして気付いたらソウレイ(18時)になっていた。


 「......シュロシル。今日何もしてないけど、もうソウレイ(18時)だよ」

 「え、嘘でしょ。本当に何もしてないじゃん」

 「それじゃ今日はシュロシルが晩御飯作ってね」

 「そっか。今日は私か......何も考えてなかった」


 一日の予定を考えるのと同じぐらいに考えてなかった晩御飯......余りものなど無く。自分で作るほかなかった。


 「オルウル......何がいい?」

 「シュロシルの作るご飯だったら何でもいい~」

 「それ考えるのめんどいだけでしょ」

 「それ言ったらシュロシルもでしょ~」

 「うぅ......」


 痛いところを突かれた。さて、簡単かつ楽に作れるものと言ったらカレーですかね。レトルトカレーは本当に楽ですね。しかも意外と美味しいですし。それにしましょうか。


 レトルトカレーを温めてご飯に浸して、はい完成。こんな簡単なのに美味しくていいんでしょうかね?世の中すごいですね。


 「どうぞ召し上がれ」

 「レトルトカレーね。考えたね」

 「私が!作ったからね」

 「確かに間違えてないね」

 「でしょ。ほら、食べよ」

 「いただきまーす」


 食べてみるとやっぱり美味しい。それでも私やオルウルが作るカレーとか比べ物にならないですけどね。カレー専門店と私たちが作るカレーは同等かそれ以上なのでレトルトカレーとは比べ物になりませんよ。


 何事もなく晩御飯を食べ終わり、シャワーに入りベッドインした。この流れは昨日と特に変わらない。ここでオルウルがアイスを持ってきたらなお、昨日同様だった。


 「シュロシルもう寝る?」


 ドアの向こうからオルウルの声が聞こえた。またアイスでも持ってきたのか。でも今日は少し肌寒いので持ってくるわけが無いだろう。

 

 「どうしたの?」

 「ん~。星が綺麗だからシュロシルにも見てほしくて」

 「星?」


 窓を開けて空を見ると雲一つなく、月明りだけで星が綺麗に見える状態だった。夏の星座なども良く見えた。


 「確かに綺麗だね」

 「でしょ!しかも今日は半月なんだよ」

 「丁度いいタイミングってわけね」

 「そういうこと」

 

 今日一日何もしてなかったが、この光景を見るために今日を生きていたのかも知れない。それぐらい綺麗だった。


 「さて、私は寝るかな」


 しばらく見た後オルウルは眠たそうな顔をして言った。今日は特に何もしてないけど、まぁ夜になると眠くなるのはよくわかる。


 「それじゃおやすみ。いい夢見なよ」

 「うん。おやすみシュロシル」

 見ていただきありがとうございます!


 今日は本当に満月なんですよ。まぁこれをどの時間帯で見てるか分かりませんが......(笑)


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