魔女の224日目
「やーっほ!シュロシル!」
真っ暗な空間で小さな子が楽しそうに飛び跳ねてた。
またこのパターンか......
「ねぇ!ねぇ!シュロシル!」
「はいはい。あなたは誰なの」
「さぁ~誰でしょうね~!」
完全に遊ばれてますねこれ......どうしたものか。
「ここはどこなの?」
「ん~?私の家!」
この子が作った世界にしては広すぎる気がする。ってことは裏に誰かいる可能性がある......
「お父さんかお母さんはいないの?」
「さっきお腹すいたから食べちゃったよ?」
その瞬間すぐに後ろに下がろうとしたが既に服を掴まれていた。どんな反射神経をしてるのか。まぁそんなことを考えても意味がないのでとりあえずどうにかして逃げましょうか。
「何逃げようとしてるの?」
「だって次は私を食べる気でしょ?」
「そんなことしないよ。まだお腹すいてないし」
「お腹空いたら食べるんでしょ?」
「うん!」
逃げ道は特になさそうですね。どうしたものか......
「ん~小腹空いたな~。片手貰うね」
そう言った瞬間右手に強烈な痛みが走った。血がちゃんと出てて感覚が既にない。ここは現実世界だ。それを身に染みて知ったのがこの時だった。
見ていただきありがとうございます!
遅れてしまった理由として......帰ってくる日を思いっきり間違えてて1日分書いてませんでした......まぁそういう日もありますよね......って感じで許して下さい......




