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魔女の364日  作者: Catch262
223/364

魔女の223日目

ようやく家に着きますよ。

 目が覚めると既に体は動くようになっていた。しかも手元にはポーションらしきものが2個ほど置いてあった。ミオルのおかげだろう。これで帰り際に壁を直して帰れそうですね。


 「おはよシュロシル。もう動けるの?」

 「おはよ。もう大丈夫だよ」

 

 「間もなくラーリトル。アンラウに到着いたします。揺れが収まるまでその場でお待ちください。どなた様もご利用ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております」


 車内にアナウンスが流れた。結構長い旅だったけど、これでも終わった。これでフィンに行くという目標は終わった。なんならすごく楽しかった。


 「さて、帰ろうか」

 「うん」


 ゆっくりと止まり扉が開いた。ここからは結構歩く。どれぐらい歩くかって言うと今がアクジア(11時)でアンラウの門に着くのがソウレイ(18時)になるぐらい歩く。それぐらい地下鉄の入り口と門までは遠い。そこから家まで帰るとしたらもっと時間がかかるだろう。


 地下鉄から出て地上に上がるとまた太陽の光で目がやられる。長い間太陽を見ていないと目が慣れるまでに時間がかかる。これは地下鉄に乗ると毎回そうだ。


 「ねぇシュロシル前が見えない」

 「大丈夫。私も見えてないから」


 それでもしばらくすると見えるようになってくる。目の慣れって言うのは本当に怖い。


 地下鉄側の家を見るのは初めてだったが、やはりまだ普及中の家々がありますね。それでも何件か既に直ってる家もありますけど、この猛暑の中作業するのはやっぱり大変ですよね。作業して熱中症で死ぬとかなんか私が殺したみたいなので絶対にやめてくださいね。


 そしてとりあえずずっと歩いた。ただひたすらに歩いた。それでも中心部に近づくほど建物が直ってきている。中心部の方を早めに普及しているのだろう。


 そして案の定ソウレイ(18時)には門に着いた。


 「お久しぶりねユノライさん。誕生日おめでとう」

 「お久しぶりです。もう過ぎましたけどね。ありがとうございます。あとこれお土産です」

 「私が祝ったのになんか私が貰っちゃったね。わざわざありがとう」

 「いえいえ、いつもお世話になっているので、これからもお願いします」

 「こちらこそよろしくお願いします」


 門番さんとあいさつした後門を出て箒に乗って帰ります。門の修復はどうしたのかって?それはまた今度やります。日が落ちてきてるので今はやりたくないです。


 家に着いたのはガンライ(20時)だった。久しぶりの家だなって思ったけど、つい最近もそんなこと思いましたよね。


 「もう歩くの疲れた......」

 「同意見」


 オルウルも珍しく歩くのに疲れたらしく、家に着いた瞬間寝に行きました。私もシャワーに入った後寝ましょうかね。さすがに今日一日で疲れましたね。なんで地下鉄の入り口をあんなに遠くするんでしょうかね?


 さて、明日は掃除してお土産渡して......まだやることありますけど、これでフィンの行事は全部終わりましたね。


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます!


 これにてフィン編は終了です!おわった......ようやく終わったよ......疲れた......でも楽しかった。フィン編が一番楽しかったです。


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