魔女の222日目
今日はもう動けない......
目が覚めたけど、動く気配は一切無かった。体はともかく頭も動かせない状態だった。当然と言えば当然なのかもしれないが、ここまで動けなくなるものか。
「あれ?シュロシル目覚ました?」
「うん。覚めたけど、動けない」
「それもそうだよね。あれだけの時間体力使い続けてたんだから無理もないよ」
出来上がった魔法はアンラウに着いたらやろうと思っていたが、魔法を使ったら完全に立っては居られないと思うので一回帰ってしっかり体力を戻してから使いましょうかね。
「もう寝る?」
「寝ると思うよ~......動けないからね」
「それもそうだね。それじゃゆっくり休んで」
「ありがと」
そのまま私は目を閉じて眠りに入った......
「やぁ久しぶり死にかけちゃん」
「気味悪いんだけど」
目の前にはミオルがいた。今回は本物だろう。前回はクオルに騙されたが、このミオルは本物だと一瞬で分かった。
「冷たいな。折角誕生日祝おうかと思ったのに」
「もう過ぎてるんですけど......」
「冷たいことは言わないで、シュロシルが瀕死の状態しかここに来れないんだから。それを狙って魔法作ったんでしょ?」
「バレてた......?」
「まぁ落ち着け、ほれ、誕生日プレゼントだ」
そう言ってミオルは何かを投げてきた。というか、この世界で貰っても持ち帰れなくないですか?
「ただの体力回復のポーションだけどな。現実世界でも使えるように何個か向こうにも送っておいた」
「何それありがとう」
「それじゃ、もう要は済んだな」
「ありがとね」
「おう」
見ていただきありがとうございます!
最近文字数多かったので今日は結構減ってます......簡単に言えば手抜きですね。はい......正直自分の誕生日の日頑張りすぎた......俺にはあれが限界です。




