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魔女の364日  作者: Catch262
219/364

魔女の219日目

 あの人に......!

 「ちょっと起きて~客人だよ」


 寝ているというのに平然と起こしてきた。自然に起きるのを待つことはしないのか。まぁ多分自然に起きるのを待っていたらいつになるか分かりませんもんね。


 「客人ってだれ......」

 「目覚ましてから居間においで待ってるから」

 「わかった......」


 誰でしょうね。客人って少なくとも私の知ってる人だとは思いますが、アルエファとかでしょうかね?てかあの人達もう帰ったんでしょうかね?誕生日の時に祝ってそれで終わりでしたけど......今どうしてるんでしょう。

 

 目が覚めてきたので居間に降りた。そこにはトレースとレイレアナさんがいた。


 「あれ?オルウルとティグリスは?」

 「そこ?まず最初にアイレクじゃないの?」

 「うん。大丈夫。わかってる。お久しぶりレイレアナさん」

 「絶対分かってなかったですよね!まぁいいですけど、またこうして会えるとはしかも魔女としてなんて有り得ない話ですよね」

 「それが有り得るんだよ。世界は広いからね」


 でも正直5か月前にいつか会えるだろうなんて思っていたが、会った時には魔女になっているなんて、そんなことは思わないですよね。


 「それじゃ私は席を立つね。ティグリス達の所行ってくる。私いないほうが話やすいでしょ」

 「お気遣いありがと」

 

 トレースも出かけて本当に2人だけになった。盗聴を除けば......


 「ちょっと待ってね。あの人の家だからって理由で盗聴されるのは嫌でしょ」

 「ああ、それなら魔法で既に壊してますよ」

 「へ~そんなこともできるようになったんだ。箒もろくに乗れないって聞いたけど、そうでもないの?」

 「それが箒に乗るとかそういうのは苦手で闇に関係する魔法なら結構自在に操れたりするんですよ」

 

 流石闇の魔女って感じですね。確かにこんなのが暴走されたら止めるの大変ですね......


 「それにしても5か月前だね」

 「そうですね。あの時は本当にお世話になりました」

 「昔の事なんていいんだよ。まぁあの時レイレアナさんが魔女になるなんて予想も付かないけどね」

 「付きませんね。まず私にはありえない話だと思ってましたからね」

 「誰だってそう思うだろうね。でもレイレアナさんは別だったのかもしれないね」

 「どういうことですか?」

 「行く街全てで魔女に会ってたからね。逆にすごいし魔女になる可能性は沢山あったよ」

 

 アルエファの家に行ったこと、私の家に来たこと、その次にディルの家。闇の魔女に会う。これで逆に魔女にならないのが不思議と思う感じですね。


 「今日はシュロシルさんにお礼が言いたくて来たんですよ」

 「別に私は何もしてないけどね」

 「5か月前親切にしてくれなかったら多分私は死んでたんじゃないかって今でも思うですよ。あの大荒れの中で」

 「確かにあの日はやばかったね」

 「だからそのお礼に来たんです。それと魔女になったよって報告かな」

 「そうだね。魔女になったのならこれから色々大変だと思うけど頑張ってね」

 「はい!それではこれで私は帰りますね」

 「まだ旅を続けるの?」

 「魔女になったからもう何周かしようと思って」

 「目標があることは良いことだよ。頑張ってね」


 レイレアナさんはそのままどこかに行ってしまった。またきっとどこかで会うのだろう。多分会う。そんな気がした。それがいつなのかわからない。けれど確信した。会うだろうと。


 

 所であの3人はどこに行ったんでしょうね。私土地勘ないんで下手に出れないですよ......

 見ていただきありがとうございます!


 レイレアナさんとようやく会えましたね!実に5か月前なんですよ。長く感じますね~


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