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魔女の364日  作者: Catch262
212/364

魔女の212日目

 アラームの音で目が覚めた。いつもの事だが、やっぱり自然に起きれるほうがいい。まぁ起きれないからアラームを使ってるけど、やっぱり自然に起きれるほど良いことってないですよね。


 今日も昨日同様暑いですが、何しましょうかね。暑いとやっぱり動く気力無くなってしまうので何とも言えないですよね。


 居間に向かいとりあえず朝食を食べよう。決めるのはその後でも構わない。


 居間に行くとオルウルが興味津々にテレビを見てました。内容はアイスでしたけど、やっぱり暑さでそういうの見たくなりますよね。


 「おはよオルウル」

 「あ!シュロシルおはよ」

 「何見てたの?」

 「アンラウで新しいアイス屋さんが出来たんだって、それも門からすごく近い」

 「ふーん」

 「え~シュロシル興味ないの?」

 「興味無いわけじゃないけど、行こうとか言いだしそうだったから」

 「え?行かないの?」


 こんな暑い日に外に出るのは悩みますね。あと復旧作業しないでアイス屋なんて作ってたんですか。全く気付かなかったんですけど。


 「これね。元々はフィンで人気だったんだけど、アンラウまで来たんだって」

 「へ~。フィンでね......」

 「どうかした?」

 「ねぇオルウル。本場のアイス食べてみたくない?」 

 「食べたいけど、どうして?」

 「それじゃ行こうか」

 「どこへ?」

 「フィンへ!朝食食べたから行くから色々と準備して」


 正直フィンに夏行くのは確定していたので丁度いい機会ですし行っておきましょうかね。交通費も多分トレースが出してくれると思うので安心していけますね。


 地下鉄で行くか、箒で行くか。箒でレアティアまで飛ばしてそこから地下鉄にしましょうかね。アンラウだと地下鉄の入り口が遠いのでレアティアのから入りましょうか。レアティアの方は門の近くなのでそっから入りましょうかね。

 

 急な展開でオルウルも慌てて準備をしていました。私は元々行く予定だったので準備は万全なんですよね。


 オルウルの準備が終わり外に出て箒に乗る。ここからは箒での旅なので熱中症にはかなり気を付けていく必要がある。なんせ飛んでいると太陽に近いのでかなり暑いんですよね。それでも風を切るときに風が当たるので涼しくも思えますが。


 「オルウルちゃんと掴まっててよ。落ちても知らないよ」

 「それ酷くない?」

 「それじゃ飛ばすよ~じゃなきゃ明日までにレアティア間に合わないから」


 オルウルに確認を取った後ものすごい勢いで箒を飛ばす。こうでもしないと正直間に合わない。


 夜も走行するのは危ないのでどこかの村で泊まる予定だが、それはどこか決めていない。要は運任せだ。


 飛ばすのはいいんだが、これまた体力を使う。それにオルウルを乗せて荷物を持ってだと余計に体力を消費するが何とかレアティアまでは持ちそうだ。


 暫く飛び、太陽が落ちて月が出てきた。時間帯的にマレラウ(19時)だった。この辺りで村を探しましょうかね。


 「この辺りで村見つけたら教えて、今日はそこで泊まるから」

 「りょうかーい」


 暫く飛んで上から見下ろしていたけど、一切村は見つかりませんでした。今日は野宿ですかね。


 「オルウル。野宿でもいい?」

 「村が見つからないし仕方ないね。大丈夫だよ」


 オルウルの了承も得たので適当な場所で降りてテントを立てる。まぁ野宿の可能性もあったのでテント持ってきておいて正解だった。


 「テントはあるけど晩御飯は無いのね」

 「......ごめんね。村がある予定だったから」

 「レアティアまでもう少しなの?」

 「うん。明日飛んですぐに着く感じだよ。そしたらそこからは地下鉄だから」

 「それじゃシュロシルもう寝るの?」

 「そうだね。疲れたし明日も朝から箒乗るからもう寝るかな」


 テントの中で寝袋を引きながらオルウルと話していた。正直ここまで飛ばしてきたので結構体力を持っていかれていた。まぁ明日から地下鉄なので体力の事はあまり気にしてなかった。


 さて、疲れたし寝ましょうかね。隣でオルウルも一緒に寝るんですが、クオル出てきたりしませんよね。クオル出てきた時って一緒に寝たときなんで......まぁ大丈夫ですね。


 「おやすみオルウル」

 「少し早いけどね~おやすみシュロシル」

 見ていただきありがとうございます!

 

 急展開ですね。今日からフィン編スタートします!フィンでは色々な出来事が......?!お楽しみに!


 感想やアドバイスがありましたらコメントまで

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 明日もお楽しみに!

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