魔女の205日目
ついについについに!!
最後の問題が問題でないことについてオルウルと話した。
「これ問題なの?」
「そうみたいだけど、一切見当たらないね」
文章的には倒しに行くよって感じで終わってどこに行けばいいのかわからない答えだった。
「とりあえずどっかいく?」
「それもそうだね。移動しようか」
歩いても時間の無駄なので箒に乗りながらアンラウを一周するように回った。上から見下ろしても特に紙切れなどはなかった。
「特にないね」
「......」
これが最後の問題だと思うとすぐに答えを求めてしまう。本当ならゆっくりと考えてから行動するのにどうしても先に体がうごいてしまう。
答えは何か。いや、運がよく適当に動いて見つからないか。そう思った。
「他力本願が一番ダメ。その次にダメなのが諦めることだよ」
オルウルが後ろで私に捕まりながら言った。
「オルウルに任せてるつもりでも、諦めるつもりもない。正式な答えを探してクオルをぶん殴る」
「その意気だよ。最後まであきらめないのがシュロシルの良いところでしょ」
「そんなこと言われても解決策や答えは見いだせないけどね」
「それ言ったらダメだよ......」
一番問題の所に近いのは『苦しめ、そして悩んで、一生この世界にいるんだな』のこの部分だけ。それ以外は問題と捉えなくても問題ないと思う。
「って考えたらなんかわかる?」
「それを他力本願って言うんじゃないの?まぁいいけどね。けど、その部分であってると思うよ。それ以外は確かに関係ないかもね」
「じゃあそれで考えながら移動しようか」
アンラウをゆっくり一周するのにも現実世界では何日もかかるだろう。だから少し早いスピードで回りながら答えを探ることにした。
見ていただきありがとうございます!
ようやく!ようやく!パソコンが戻ってきました!!!!!!これで自由に書くことができますが!もう少しの間クオルの世界をお楽しみください!
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明日もお楽しみに!