魔女の204日目
「走ってるところあれだけどさ?飛んだ方が良くない?」
「あ......そっか」
思い返してみれば今ここには誰もいないので魔法を使っても大丈夫でしたね。これで時間の短縮ができますね。すぐに箒を呼んで乗ります。
思いっきり飛ばしてすぐにマーシャレイの家に着くことができました。
「それで?どこに紙切れがあるの?」
門の回り、庭、そして家の中。現実世界の時間の事を考えずかなり探し回った。けれど紙切れは見つからなかった。
「もしかして騙された......?」
「その可能性は高いかもしれないね」
でもミオルがなんで嘘を着いたの......?いや、あれは本当のミオルなのか......?この世界を作ったのがクオルならミオルを作り出すことぐらいは同左も無いだろう。完全に騙された......
「やられた......」
「まだ諦めるのは早いよ!」
「わかったの?」
「さっぱりだけど、ここで諦めたら今まで頑張った意味が無くなるのでしょ!」
「......そうだね。最後の最後まで考えようか」
とは言ってもどうしたものか。マーシャレイの家に入って考えた。アンラウの地図を見ながらどこに行くかを考えた。それでも一切分からなかった。
「お手上げかな?」
「......そんなこと無い!」
オルウル最後まで考えた。私が投げ出そうとするとしっかりと止めてくれた。
「まだ......後少し......」
「え?」
オルウルはあと一歩の所まで来ていたみたいだ。後少しで分かる。そういう所まで来ていた。
「ねぇシュロシル......」
その瞬間オルウルが急に抱きついてきた。
「え?え?何?何事?」
「......あった」
オルウルが手に持っていたのは紙切れだった。一体何処から出てきたのか。オルウル曰く私の背中らしい。
「どういうこと?」
「要は近くにあったんだよ。本当に近く。それが答えだったのさ」
「......正直よくわからないけど、あってよかった」
「それじゃ読もうか」
『まさか見つけるとは......もう少し時間をかけて欲しかったんだけどな。さて、次で最後だったな。シュロシルとの約束はしっかりと守ってやろう。さぁ苦しめ、そして悩んで、一生この世界にいるんだな』
......ん?
「え?終わり?」
「そうみたいだね......」
紙切れはその一文で終わっていた。裏にもどこにも続きはなく、それ自体が問題だった。
見ていただきありがとうございます!
本当にps4で小説書くの嫌です......まず操作がなれない。まぁ仕方ない事だけどさ。本当に早く......
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