魔女の198日目
まだ謎は続く。正直終わってほしかったけど次から次へとヒントが出てくる。1つ1つのヒントはそこまで難しくないが、それでも瞬時に分かるような問題でもない。
今回のヒントもそんな感じだし、私しか答えれないヒントだし......クオルは何を考えてるんですか。もう返してくださいよ。
「どう?何かわかった?」
墓地から道がなく、とりあえず来た道を戻っている最中オルウルが聞いてきた。正直全く分からない。
「さっぱり......」
「ヒントなんだっけ?私関係ないから特に覚えてなかったけど」
「死は二度訪れるだったはず。正直これだけ言われてもね~」
「うーん。この街で死に関わることがあったのって闇の魔女の時?」
「......なるほどね。じゃああの場所か」
「分かったの?」
「闇の魔女と戦って死にかけた場所でしょ。あれ実際死んでたからね私。たぶんその事でしょ」
私も意識がほぼ無かったも同然なので詳しい場所は分からないんですが、大体の場所は分かっているのでそこに行きましょうかね。
それにしてもクオルのヒントといい、完璧に現実世界を見てますよね。それじゃなきゃこんなヒント出せませんし。そう考えると見張られていたみたいで嫌ですね。
そしてついた場所は闇の魔女との最後に戦った場所。本当ならすべて崩れているはずだが、今は正常だ。
「あったね」
目の前の家の壁に紙切れがあった。紙切れがあると言うことは正解なのだろう。
『またしてもオルウルに助けて貰ったみたいだね。少しは自分の頭で考えたらどうだい?』
余計なお世話ですね。オルウルが居てこその私ですからね。
『それじゃ次のヒントだ。ヒントと言うか問題だな。ここからは難易度上がるぞ。オルウルも頑張ってくれ。片片方は眠り片方は起きる。どちらも起きることは無く、必ずどちらかが起きているか寝ている。けれど一瞬どちらも起き、そして眠る。その時新たな道は開かれる。以上だ。因みに失敗するとかなりの時間ロスだからね』
「......ねぇオルウル」
「なに......」
オルウルもなのだろうか。呆れた声が交わった。
「難易度上がるって書いてあるから難しいんだろうなって覚悟したわけじゃん?」
「うん」
「でもこれ。普通の謎々の簡単じゃないの?」
「うん......」
「答え月と太陽。そして夕方。で合ってるしょ?」
「夕方に新たな道は開かれる。その場所を当てるのが大変なんだろうね」
「あ、そこか」
もうすでに太陽は沈みかけていた。新たな道を見つけないと相当な時間がかかってしまう。言ってしまえば1日待たなきゃ行けない。それhだけは防ぎたい......
「また頑張りますか......オルウル期待してるよ」
「シュロシルも頑張って......」
見ていただきありがとうございます!
このまま行くと200日目はクオルの空間に居る事になりそうですね......はやくパソコン帰ってきて~
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次回もお楽しみに!