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魔女の364日  作者: Catch262
192/364

魔女の192日目

久しぶりに朝食を!

 おはようございます。シュロシルです。いつもより暑い日ですね。夏って感じがしますけど、それでも街の人たちは普及に努めていますね。本当にご苦労様です。


 レアル(8時)になるとナースさんが朝食を持ってきてくれます。まぁ病院のご飯だと健康を考えたメニューになるのでご飯とみそ汁。そして魚って感じでしょうかね。今更ですが、朝食食べるのすごく久しぶりですね。と言うか、何かを食べるっていつぶりですか?私不健康すぎませんか?


 「調子はどうですか?」

 「自分自身の不健康さを実感して驚いてます」


 ナースが優しく私に問いかけてきたので私も優しく今の思っていることを言っておきました。


 「ユノライさんはそんなに不健康じゃん無いんですよ」 

 「でも私ご飯食べるのすごく久しぶりですよ」

 「私も魔女の専門では無いので分からないですが、魔法で健康的なのは補われているのかと思いますよ。健康状況は至って普通です」

 

 魔法にそんな効果があるとか聞いていませんよ。まぁ教えてくれる人さえいませんがね......まぁ今ナースさんが言った事が本当だったら多分ミオルが何かしらしたのでしょうね。じゃなきゃ健康とかありえないので。


 「リハビリはアクジア(11時)にするのでそれまでは安静にしていてください」

 「それの事なんですけど......」


 私は右腕を勢いよく回して見せました。今日起きた時から違和感があったんですが、絶対に直ってますよね。反応速度半端じゃ無いですよ。


 「ちょっとちょっと!ユノライさん落ち着いて!そんなことしたら悪化しますよ!」


 ナースさんは必至で私の事を抑え込んで先生をすぐに呼びました。何気ナースさんの力が凄かったので全く動けませんでしたけどね。これってやっぱり食べてないからですか?


 「先生!ユノライさんが頭おかしくなりました!」

 「ねぇ」

 「どういう状況だね。下手したらすぐに麻酔を打ったほうが良い」

 「ねぇ......先生?」

 「ユノライさんが急に右腕を回し始めたんです!まだリハビリを一度もしてないのに!」

 「すぐに麻酔を打ちなさい!」

 「おい」

 

 ナースさんは冗談抜きで麻酔を持ってきて私を眠らせようとしました。多分ですが警戒しているのは急な変異による魔法の暴走でしょうかね。魔女の専門の病院では無いのでその辺りの対応が分からないのでしょう。


 「安心してください。私は無事ですので」

 「いつ暴走するか分からない!早くしなさい!」

 「はい!」

 「......」


 あ、これダメなパターンですね。この麻酔って何時間眠っていればいいんでしょうかね?きっと寝ている間に拘束されて起きたら動けない状況だったりするんじゃないですか?迷惑な話ですね......誰か助けてください。先生に殺されます。


 ナースさんの力は思っていた以上に強く。さっきのは軽く押さえていたかのようにもっと重くなりました。もうほぼ動けません。


 そこに先生が麻酔を差してきました。段々と頭がぼやーんとしてきて睡魔が襲ってくる......


 私今日起きてまだ数時間も立ってませんよ。てか、朝食も食べてないんですが......また不健康じゃないですか。


 「よし、すぐに拘束できるように準備を!」

 「分かりました!」


 微かに薄れていく意識の中で外の声が聞こえた。


 やっぱり拘束する気じゃないですか......こりゃ起きたら大変ですね......

 見ていただきありがとうございます。 


 このぐらいが打ちやすく、読みやすい文字量じゃないでしょうかね?そんな長くする気も正直無いですし、1~2分程度で読み終わる作品で行こうかなって思ってたりします。なんせ全部一気見するとしたら364話ありますからね(完結できれば)


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