魔女の171日目
今日は家具について話しますよ。
気付けば私はいつもの布団の中に居ました......おかしい。昨日私はトレース達を家に上げた後、帰る時からの記憶が無いんですけど、何されたんですか。なんで私はここに居るんですか。
一人で考えていても仕方ないのでオルウルに聞きましょうかね。この時間ならもう既にオルウルは起きていると思うので。
居間に降りてみると案の定オルウルが朝食を食べていました。
「おはよオルウル」
「おはよ~やっと目が覚めたね」
「?」
私が何を言っているのか分からない顔をするとオルウルはクスクスと笑った。
「それで。トレース達が帰った時に何があったの?」
「私も詳しいことは分からないけど、魔法をかけられたみたいだよ。本人曰く王限定の技とか言ってたけど」
「あの人どこまで迷惑をかけたら気が済むのかね」
「まぁ何はともあれ起きたんだからいいでしょ」
「それもそっか」
私も一緒になり朝食を食べ始めます。今日の予定としては特に何も無いですね。オルウルの部屋に置きたい物とかを考えましょうかね。一応メイダー(日曜日)には買いに行きたいと思っているので。
まぁそれについては家事を終えた後にしましょうかね。
オルウルが朝食を食べ終わると「ちょっと散歩してくる」と言って外へ出ていきました。家に居るよりも外の空気を吸うのも悪くないですね。今日も天気が良いので絶好の散歩日和ですね。
オルウルが外に行っている間に家事を終わらせてしまいましょうか。そっちの方が効率よく回ると思うので。
洗濯をしている時に思ったんですが、オルウルの服も何着しかないんですよね。これも買わなきゃですね。家具と服。後他に買う物ありますかね?オルウルが不十分そうにしないので、何が足りないかが良く分からないんですよね。後で家具買うついでに聞いておきましょうかね。
ある程度掃除も終わり、オルウルも帰ってきたので家具の話をしましょうかね。どこに何を置くだとか、決めないとですね。
「とりあえず欲しい物はなに?」
オルウルの部屋に来て実際に大きさを見ながら考える。
「この辺りに服入れる棚。そして机とソファーか椅子。何かしらを置く棚なんかも欲しいかな。今ある棚は全部シュロシルの本で埋まってるから」
「なるほどね。ベッドは二階から持ってくるとして、後他には?」
「電球の交換とか、かな。全然使ってなかったせいで途切れ途切れだったりするから」
「え、そうだったの」
「因みに2階の私が寝ている部屋もそうだよ」
そうなると普段使っていない部屋の電球を交換しなきゃいけませんね。使ってない部屋は全部で4部屋ぐらいですね。これを機に変えておくのもいいかもしれませんね。
「あとは日常系で行くと、服と靴、その長い綺麗な髪を纏めるゴムとか?正直私髪伸ばさないから縛った事無いんだよね」
「髪はそのままでもいいよ~こっちの方が好きだから」
「それにしても綺麗な銀髪だよね」
「そう言うシュロシルだって黒髪似合ってると思うよ」
「あ、ありがと」
「珍しい。シュロシルが照れてる」
「悪いか。そりゃ照れるよ」
その後も何が必要か考えている間にソウレイ(18時)になったので晩御飯を作ります。今日はオルウルが作ってくれるそうなので甘えましょうかね。
もう既にオルウルは作るのが難しい料理さえもいとも簡単に作る事が出来るようになってました。その知恵はどこから入手するんですか?
出てきたのは餃子でした。しかもとても綺麗なんですよね。そして美味しいと言う......私より美味しいんじゃないですか?ちょっと腹立ちますね。
美味しく餃子を頂いた後は私が食器を洗ってオルウルが風呂に入ります。オルウルが上がる前に日記を書いてしまいましょうか。
日記を見てみると3日分(今日合わせて)書いてませんね。覚えているので書いてしまいましょうか。
『昨日の魔法で体が動かなかったので闇の魔女についての説明をして、死んだ考察をした』
『トレースとティグリスが家に来た。闇の魔女が自殺じゃなく、殺害であると同時に人間の仕業と言う事が判明した。犯人は分かっていない』
『オルウルとメイダー(日曜日)に買う家具について話し合った』
オルウルが上がってきたので私が風呂に入りましょうか。上がったらすることも無いのでもう寝ますけどね。
明日も特にやる事は無いので適当に探しましょうかね。何もないと本当に暇で......久しぶりにお菓子でも作ってみましょうかね。オルウルに作らせたら完璧そうなので止めておきましょうか。もしかしたら私より下手かも知れませんどね。
それじゃ私はもう寝ます。
それではおやすみなさい。また明日。
見ていただきありがとうございます。
ワールドカップ日本対コロンビア。日本が勝ちましたね!正直勝てるのかな~って思ってたんですが、2-1で勝てましたね!(作者はあまりサッカーに興味がない......)
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明日もお楽しみに!