表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔女の364日  作者: Catch262
169/364

魔女の169日目

昨日の魔法で体は動くのか?

 昨日の騒ぎのせいで体力は削れたものの寝れば回復すると思っていましたが、予想を遥かに上回るように体力が削れていたみたいですね。体動かないです。


 正直こうなるとオルウルを頼るしかないのでどうしようもできませんね。オルウルが部屋に入ってくるまで寝て待っていましょうかね。


 「シュロシル大丈夫?」


 心配そうな顔でオルウルが水を持ってきてくれました。


 「昨日の魔法の体力消費が大きかったかな。今日1日は動けないと思うわ」

 「わかった。何かすることある?」

 「いや、特に無いよ。もしまた来たらアンラウに電話して。その方が楽だわ」

 「それ昨日もすればよかったね」

 「今になってそう思うわ。とりあえず今日は寝るね」

 「何かあったら呼んでね」

 「ありがと」


 オルウルは部屋を出て居間へと降りて行く音が聞こえました。今日一日は安静ですね。


 寝過ぎてもあれなので、少し闇の魔女が死んだことについて考えましょうかね。あと、闇の魔女の詳細とかも......


 闇の魔女ヨルムセ・スカアリヤ。魔法は私と同じ詠唱型です。魔女の中では3番目に強いとされる魔女であり、ナナウガに住む魔女の1人。普段は影の中に居るなどの噂を持つ魔女で会うことはほぼ不可能と呼ばれている。


 そんな魔女が死ぬ理由は魔法の使い過ぎしかない。けれどそこに矛盾が生じる。そんな3番目に強い魔女が自分の魔法の容量が分からないわけがない。要は戦闘中だったか、最悪新しい魔法の研究中だったか。それは未だに分かっていないのか。


 そういえば、昨日トレース本人が向かうとか言っていましたね。どうなったんでしょうかね。あとでオルウルに聞いておきましょうかね。


 戻しますけど、もし戦闘だとすると火の魔女か水、そして光の魔女。水の魔女はアルジャニア。火と闇はフィンに居るのでどちらも考えにくい。けれど、一番可能性があるのは光の魔女ヤカテシス・ネイトゥナですね。彼は絶対と言っていいほど闇の魔女を殺せます。


 単純に相性が悪いんですよね。勝ち目が無いと言いますか。闇は光に勝てない。同様に光は闇に勝てない。


 トレースが何て言ったのか気になりますし、オルウルを呼びましょうかね。少し大きな声で叫べば来ますかね。


 二階からオルウルを呼び、聞こえたのか階段を上がってくる音が聞こえました。


 「どうかした?」

 「そんな大した事じゃないんだけど、トレースは闇の魔女についてなんて言った?」

 「あー。これは闇の魔女の魔法研究中に起こった不幸な事故。って結論付けたよ」

 「魔法研究の方だったか。まぁ殺人じゃなてよかった」 

 「そうだね。これで一安心だね」

 「ありがと。それを聞きたかっただけ」

 「うん。それでシュロシルはご飯食べる?何か作るよ?」

 「食べたいのは山々だけどやめておく、腕さえ上がらないし......」

 「そっか。お大事に」

 「ありがと」


 再びオルウルは階段を降りていきました。結論は魔法作成中の不運な事故で終わりですか。なんとも言えませんね。


 正直亡くなった後が問題なんですよね。その時一番近くに居るかつ親しい人に魔女の権利が譲られる。要は闇の魔女の継続者が誰なのか。それを判断しなきゃダメなんですよね。正直これは魔法を使わない限り分からないんですよね。トレースなら分かるのかも知れませんがね。


 正直あとは情報待ちでしょうかね。それ以外は厳しいですね。

 

 さて、今日はもう動けないですし、寝るとしましょうかね。頭も使いましたし、ちょっと疲れました。多分起きるのは明日になりそうですね。日記は起きたら書きましょうか。


 まだコウ(10時)ですが。


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます。 


 今週からテスト期間に入るので投稿遅れます......なんて毎日投稿には関係の無い言葉ですけど、一度言ってみたいです。


 感想やアドバイスがありましたらコメントまで

 高評価、ブックマークお願いします!


 明日もお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ