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魔女の364日  作者: Catch262
165/364

魔女の165日目

買い出しに行きますよ

 アラームの音が聞こえて起き上がると昨日まで降っていた雨が嘘かのように静かになっていた。これなら外に出れそうですね。


 居間に降りるとオルウルが何も食べずに椅子に座ってました。あれ?パンもう無かったですか?


 「おはよオルウル。朝食食べないの?」

 「おはよ~。パンがあと1個だったからシュロシル食べるかなって思って」

 「あと1個だったのか。大丈夫食べていいよ。多分予備としてどこかにあるはずだから」


 私は予備のパンがある場所を探しました。案の定予備の所に何個かパンがありました。正直賞味期限とか大丈夫なんでしょうかね?ちょっと不安だったりしますけど、それなりに日持ちするものを予備としているので大丈夫なはずです。


 「シュロシル今日の予定は?」

 「家具を見に行きたいけど、その前に買い出しかな。思った以上に何もなかったし」

 「わかった。私付いて行った方がいい?」

 「それはオルウルの自由でいいよ」

 「んじゃー待ってようかな」

 「じゃあ荷物が家に届いたら仕舞っておいて。あとアルエファから手紙が届くかも知れないからその時は受け取っておいて」

 「暇してようと思ったけど、予想以上にやる事あった......」


 そしてオルウルは何かに気付いたかのように私に問いただしてきた。


 「もしかして、家事もする感じ?」

 「まぁそうなるかもね。朝食食べて準備出来たらアンラウに向かうし......」

 「......わかった。その代わりお土産よろしくね」 

 「気が向いたらね」


 私は朝食を食べ終わると準備をして街に向かいました。なんか久しぶりに箒に乗った気分です。やっぱり風を切る感じがいいですね。


 地面は水溜まりが所々にあり、湿っている感じがしました。正直アスファルト以外は歩きたくないですね。土とかだと汚くなりそうです。まぁ街中はアスファルトなのでいいんですがね。


 地面ばっかり見ているとアンラウの門がすぐそこまで来ていました。


 「おはようございます」

 「おはよユノライさん」

 「あれ?今日は紗枝さん居ないんですか?」

 「そりゃ毎日居るわけじゃないからね」

 「それもそうですね。今日はいつもの店でいいです?」

 「今日ってバリデダー(木曜日)よね?確かバリデダー(木曜日)はやってなかった気がするけれど」

 「え。そうなんですか。初耳です。じゃあ行くとしたら......?」

 「いつもの店の一歩手前ぐらいの店が安いんじゃないかな?ごめんね。今日は調べて無いんだ」

 「いえいえ、大丈夫ですよ。ありがとうございます」


 いつもはメイダー(日曜日)に来ているので大抵の店は開いているんですが、バリデダー(木曜日)とかだとやってない店があるんですね。と言うか、いつもの店がやってないのはショックですね。まぁその一歩前の店も安いっちゃ安いんですけど、質が完璧とは言えないんですよね。


 まぁ文句を言っても仕方ないので買いに行きましょうかね。


 買うものは朝食のパンと1週間分の晩御飯2人分。それとその他ですかね。


 1週間に2ディール使う感じですかね。無理では無いですね。


 買いたいものは買えたので家に送りましょかね。家に転移させたらオルウルが仕舞ってくれるのでそう考えると楽ですね。


 『特定の物よ。我の家に転移せよ』


 消えたので成功ですね。帰りましょうかね。オルウルも待ってます。


 門を出て箒に乗り急いで帰りましょうかね。今日はオルウルhが晩御飯を作るので意外と楽しみなんですよね。


 「ただいま~オルウル生きてる~?」

 「おかえり、生きてるよ」

 「それじゃ晩御飯作ろうか」

 「それの事なんだけど、まずはシュロシルが作ってそれを明日私が作るってのはどう?今日は見て覚えるってことで」

 「......うん。それもいいかもしれないね。それ行こうか」


 オルウルのご飯何気楽しみにしていましたが、まぁいいでしょう。早速作りますかね。

 

 すぐにカレーを作り終えてオルウルは「今何をしたの?」って顔でずっと私の作り方を見ていました。


 「なるほどね。あれがこの味って事か......」

 「何かわかったの?」

 「多分。明日これに似せるの大変だなって......」

 「まぁ一回で完璧にして欲しいわけじゃないし、ゆっくりでいいんだよ」


 オルウルはその後も悩みながら私の作ったカレーを味わって食べていました。食べ終えたら今日は私が先に風呂に入って、オルウルが食器洗いする番ですね。


 今日オルウルが一番働いてるかもしれませんね。


 私が風呂から上がってオルウルが次に入ります。そういえば、アルエファからの手紙はまだ届いて無いんですかね?正直内容的にはかなり嬉しい内容だと思ったんですけどね。


 風呂から上がったので日記を書きましょうかね。


 『バリデダー(木曜日)に買い出しに行くといつもの店がやってなかった。オルウルが明日晩御飯を作ると言って今日の私の作り方をしっかりと見ていた』


 明日はバイトですね。またオルウルはお留守番で掃除とかしなきゃですね。何と言うか、2日連続は少し可哀想な気もしますね。最悪明日は掃除しなくても綺麗なままですよね。

 

 正直今日帰ってきて驚きましたもん。かなり綺麗になっていたので、多分大丈夫でしょう。


 それじゃ私は眠たくなってきたので寝るとしましょうかね。


 それではおやすみなさい。また明日。

 見ていただきありがとうございます。 


 新しい小説を考えたりしていると考えるだけで終わってします作者です。そんなことより残りの日数分のネタを考えた方がいいですね......


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 明日もお楽しみに!

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