魔女の130日目
レアティアに着き、アルエファと合流です。
私が寝ている間も移動を続けている地下鉄。絶対に慣れることは無いと思いますね。中々寝れないんですよね。折角布団まであると言うのに......
レアル(8時)に起き、それと同時に朝食を従業員さんが持ってきてくれた。朝食もまた、弁当だった。まぁ朝から食べる弁当も中々無いのでいい経験ですね。
さて、本当に乗っているだけと言う、かなり暇な状況ですが、やっぱり話す相手が居ないとこれは暇ですね。レアティアに着けばアルエファが来るので少しは楽しくなると思うんですが。
窓などが無いので景色も変わらずただ動いているだけ、まぁ景色が見えたところで地下を走っているわけなので風景なんてもんはありませんけどね。
さて、本当に暇になったのでオルウルと遊びましょうかね。って思ったんですが、オルウルも暇なのか、寝ていました。私も着くまで寝ていましょうかね......
一応部屋にはテレビが設置されていたので椅子に座りながらレアティアに着くのを待っていた。2人部屋なので1人で使うとかなり広い。
そしてスピードが段々と下がっていき、ようやく停車してアナウンスが流れました。
「レアティア、カーテロテに到着いたしました。次はアルジャニア、アルパアに止まります。アルジャニア出発はライ(14時)です。それまでもうしばらくお待ちください」
レアティアに着いたのはアクジア(11時)でした。出発がライ(14時)なのでまだ結構時間ありますね。まぁどこかに行くってわけでもないのでここでアルエファを待ちますけど。
と言うか、次はアルジャニアのアルパアですか。前に来たレイレアナさんの出身ですね。流石にまだ帰ってきてないと思いますけど、会えたらいいですね。
コンコン
ドアをノックする音が聞こえました。アルエファでしょうか。ドアを開けるとそこにはアルエファとエルエネの姿がありました。
「お久しぶりアルエファ、エルエネ」
「私達からしたら会ったばかりだけどね」
「私は覚えてないから仕方ないでしょ。まぁ今日は誘ってくれてありがと」
「いえいえ、こういうのは多いほうがいいでしょ?ヴァーアグニも嬉しがってたよ。会ったことのない魔女に会えるって」
「アルエファって水の魔女と知り合いだったの?」
「古くからの仲だよ。エルエネが生まれるより前からのね」
「そうだったんだ。まぁ立ち話もあれだし荷物置いて座りなよ」
「あたかも自分の家のように振舞ってるけど、ここ私が予約したんだからね」
「分かってるよ」
アルエファは荷物を置き、エルエネはオルウルと話していた。流石魔猫だ。色んな言葉を話せるのか。
そしてその後はライ(14時)になりまた動き始めました。アルエファは慣れているかのように全く動じていなかった。多分何度か乗ったことがあるのだろう。
そして昨日同様アナウンスが流れその後はアルエファとの雑談を長い間話し続けた。
コンコン
「夕食をお持ち致しました。こんばんは2名様と言うことでしたので2つですね」
従業員さんはそう言い弁当を私に2つ渡してくれました。なんか、毎回弁当って段々と飽きてくるような感じがしますね。
「ところでエルエネ。あんた魔法使ってきた?」
「あー、他社から物に見える魔法なら使ったよ。オルウルにも使ってるでしょ」
やっぱり使っていましたか。結構便利ですもんね。
弁当を食べ終え、アルエファより先に風呂に入ります。上がったらアルエファが入ってる間に日記を書きましょうか。
『レアティアに着いてアルエファ達と合流した。そういえば、今日は1日太陽の光を浴びていない』
本当に丸1日太陽を見てませんね。ある意味やばいと思いますが......
明日はようやくアルジャニアに着きますね。明日はアルジャニアに着き、水の魔女に会い、宿を取りって感じでしょうかね。結構忙しそうですね。
アルエファが風呂から上がってきて少し雑談した後どちらも眠くなり布団に入った。
アルエファも駅まで結構な距離を歩いたらしくかなり疲れているみたいだ。明日からだと言うのに大丈夫なのだろうか......
それじゃ、私も寝るとしましょうかね。寝れるのであれば......完全な睡眠は出来ないんですが、仮眠程度は出来るので頑張って寝ます。
それではおやすみなさい。また明日。
見ていただきありがとうございます。
なんと......文字数20万字突破しました!流石にすごいですね......まさか20万を超えるとは......毎日1500程度なので本当に塵も積もれば山となるって感じですね。これからも頑張っていきますよ!
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