魔女の126日目
暖かくなり、涼しい恰好で街に行きますよ。
涼しい隙間風が微かに部屋に入ってくる。布団を肩まで被せて温まる。昨日の夜は少し暑く、窓を開けて寝た。そのせいか、隙間風と言うより普通に冷たい風が入ってくる。
アラームの音がなり目を覚ます。風が入ってきて寒いので出たくない。けれど、今日買い物に行かなければ餓死する可能性も無くは無い。ただオルウルのご飯が今日の朝で尽きるのでオルウルの方が早く餓死するかもしれませんね。
それはいけないので起き上がり、居間に向かい朝食を食べます。オルウルにも最後のご飯を上げましょうか。今日買い物に行ったときに買ってきましょうかね。今とは違う味の食べ物を。
朝食を食べ終わり、街に行く準備をします。終わったら箒に乗って向かいますよ。
そういえば、今日の天気予報で夕方から雨との事でしたね。もしかしたら帰る時に雨が降ってきて魔法が使えるかもしれませんね。
まぁ正直使い過ぎは体力の消費に繋がるのでそこまでして使いたくは無いですけどね。
涼しい風を浴びながら空を飛びアンラウを目指します。この調子でいけばもうすぐで着きますね。
「おはようございます」
「おはよユノライさん。あれ?今日は随分と涼しそうな格好ね」
今日の私の服装は半袖なんですよ。少し気が早いかも知れませんが、暖かくなってきたのでいいかなっと思ったんですよ。
「そうなんですよね。もう春なので時期的にもいいなと思いまして。でもやっぱり少し寒いです」
「そりゃそうよ。今日は冷え込むみたいだし、羽織れる物があったら羽織ったほうがいいよ」
「一応持ってきているので大丈夫です」
「そう。良かった。それよりね。今日はいつもの店の少し進んだところにある店が安いらしいよ」
「そうなんですか!ありがとうございます」
「なんのなんの。いってらっしゃい」
門番さんが言ってくれたように安い店を目指して歩きます。半袖はやっぱり早かったですかね?すごく寒いんですけど。羽織るもの持ってきて正解でした。しかも午後から雨が降るんですよね。流石にやばいですかね。
店で買い物が終わり魔法を使いましょうか。今日は検証として前の詠唱が使えるかです。
『我が触れたものよ。我の家に転移せよ』
持っていたものは奇麗に消えましたね。要は詠唱に合っているのなら成功するってことですね。
さて、れいなちゃんの所に行ってから帰りましょうかね。因みにオルウルのご飯はちゃんと買いましたよ。
「やっほ~きたよれいなちゃん」
「まじょのおねえちゃん!やほ~」
「相変わらず元気そうだね」
「うん!元気だよ!みんな優しいから!」
「そう。それは良かった。それじゃ、また来週来るね」
「えーもう行っちゃうの」
「ごめんね。家に帰ってやること沢山あるからね」
「わかった。またね!」
元気そうで何よりでした。さて、帰って晩御飯でも作りましょうかね。
門番さんと軽く立ち話をしたあと再び箒に乗り家に向かいます。
家に向かっている途中案の定雨が降ってきました。まぁ小雨なんですけどね。でも半袖なので寒いです。魔法を使いましょうか。
『雨よ。我を避けろ!』
詠唱を終えると雨が当たらなくなりました。これでいいんですね。良かったです。さて、帰りますか。
無事家に着き、晩御飯を作ります。今日は親子丼ですよ。
晩御飯を作り、オルウルにも新しいご飯を上げて食べます。食べ終わったら風呂に入って日記を書きますよ。
『暖かくなってきたので半袖で街に行ったが正直寒かった。帰りには雨も降ってきた......』
今日は寒いので止めておきますが、アイスも買ってきてるんですよね。それは明日食べましょうか。
と言うか、今日魔法使いすぎてませんか?言うほどじゃないですが、それでも使ってますよね。その証拠にすごい疲れてますし......
なので私はベッドに入り寝ます。明日は多分何もありませんね。
それではおやすみなさい。また明日。
見ていただきありがとうございます。
GW最終日ですね。今日はバイト休みなので一生懸命楽しみたいと思います......ゆっくり休みます......
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明日もお楽しみに!