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魔女の364日  作者: Catch262
110/364

魔女の110日目

バイトに間に合ったのか!

 『×××し。なん××。×××なんだよ!』

 『......違う』

 『わああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ......』

 

 

 「......なに。今の......」


 変な夢を見ていた気がした。誰かに何かを言われている夢。懐かしい夢でもあり、悲しい夢でもある。酷く、辛い夢だった。


 そんなことより!今何時!


 時計を素早く見てみるとアクジア(11時)に差し掛かっていた。完全に遅刻ですね。ソウ(15時)に起きなかっただけましですが、どうしましょう。今から行っても間に合いますよね。


 朝食を急いで食べてオルウルにもご飯を上げて私は魔法を使いました。


 『転移』

 

 魔法を使い目を瞑った。そして開けた時にはアンラウの門だった。これで間に合いましたね。


 「遅れてすいません」

 「あら、来たの?どうせだったら休めばよかったのに」

 「流石に起きたのに行かないのはダメでしょ」

 「まぁそうだね~。それじゃよろしくね。ユノライさん」

 「......しゅろしるです。ユノライじゃありません」

 「?まぁよろしくね」

 「はい」


 ここからは暇な時間ですね。それにしても、今朝の夢は何だったのでしょうね。かなり疑問ですが、思い出そうとしても夢なので無理なんですけどね。


 そして今日はしっかりとアクジア(11時)に起きれましたね。なぜ今日はアクジア(11時)だったのでしょうかね?まぁバイトの日はクイレア(5時)に起きるはずなんですけどね。またアラームの音が聞こえなかったのでしょうか?


 でもアラーム自体止まっているんですよね。ということは私が気づかない間に止めているんでしょうかね?それともオルウルでしょうか?私は自覚がないので多分オルウルでしょうね。うるさくて止めたとか。それ以外に泊まる方法が思いつかないので......


 お、人が来ましたね。


 「ようこそアンラウへ。本日はどのようなご用件ですか?」

 「離れて暮らす妻に会いに来たんだ」

 「そうですか。何日ほどの滞在で?」

 「1週間ほどと考えている」

 「わかりました。ごゆっくり」


 男の人は門を通った後にこちらを向き声をかけて来ました。


 「......ねぇ」

 「なんでしょう?」

 「あまり聞いてはいけないのは分かっているが、この街に魔女はいるのか?昔にトラウマがあってな......」

 「......さぁ。どうでしょう。居るかもしれないし、居ないかも知れませんよ」

 「特に×××の魔女には会いたくないんだよな」

 「......そうですか。多分居ないと思いますよ」

 「そうだよな。まぁ大丈夫ならいいんだ。ありがとう」

 「はい。お気を付けて×××......『  』」


 さて、1人相手にするだけで結構時間かかりますね。まぁもう来ないと思うのでいいんですが。


 予想通りこれ以上人は来ませんでした。そしてコウ(17時)になり帰る時間になりました。そういえば、転移してきたので箒が無いですね。まぁ転移で帰りましょうか。


 『転移』


 また目を瞑り開けると家の中でした。便利な魔法ですね。これ。


 帰ってきたらカレーでも作って食べて風呂に入って日記を書いて寝ましょうかね。


 まず簡易的にカレーが出来たらオルウルにもご飯を上げて食べ始めます。食べ終わった風呂に入りましょうか。


 上がったら日記を書きますよ。特に書くことは無いと思いますけどね。


 『バイトに遅れそうになったが、なんとか間に合った。実際は少し遅れたが......』


 明日はどうしましょうかね。まぁ明日になればまたやることができますよね。


 もう寝ます。おやすみ......なさ......

 

 見ていただきありがとうございます。 


 学校、バイト、小説。この3つを両立するのは意外と大変なことですね......まぁ学校とバイト中に小説の事考えてますけどね。


 感想やアドバイスがありましたらコメントまで

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 明日もお楽しみに!

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