5 ステータスとスキル
遅くなり申し訳ありません。
「「「ステータスオープン」」」
クラスメイト達が一斉に叫ぶ。
名前 ハルキ=トウジョウ (東絛 陽輝)
種族 人間族
年齢 17歳
性別 男
Lv.1
武器 なし
HP:245 / 245
MP:150 / 150
筋力:320
知力:150
防御:250
敏捷:200
器用:100
魔防:120
運 : 47
《ギフトスキル》
言語理解
炎雷魔法:Lv.1
《スキル》
剣術:Lv.4
光魔法:Lv.1
称号
異世界の勇者
女神の加護
名前 サナエ=ソラヤマ (空山 早苗)
種族 人間族
年齢 16歳
性別 女
Lv.1
武器 なし
HP:140 / 140
MP:400 / 400
筋力:150
知力:250
防御:120
敏捷:100
器用:100
魔防:350
運 : 75
《ギフトスキル》
言語理解
アイテムボックス:Lv.1
神聖魔法:Lv.1
《スキル》
棒術:Lv.2
風魔法:Lv.2
水魔法:Lv.2
料理:Lv.1
精神耐性:Lv.2
称号
異世界の回復士
女神の加護
名前 ムスビ=ココノエ (九重 結)
種族 人間族
年齢 18歳
性別 女
Lv.1
武器 なし
HP:170 / 170
MP:120 / 120
筋力:140
知力:150
防御:120
敏捷:160
器用:250
魔防:120
運 : 96
《ギフトスキル》
言語理解
アイテムボックス:Lv.1
必殺必中:Lv.1
《スキル》
弓術:Lv.1
風魔法:Lv.1
千里眼:Lv.1
生活魔法
称号
異世界の射手
女神の加護
「おおっ!」「さすが!勇者様だ」あちらこちらから感嘆の声があがる。しかし、自分達がどれくらいの強さか分からないので比較対象として一般的な兵士のステータスを教えてもらうことにした。
『ハイ!こちら ドン!』
Lv.15
年齢 26歳
性別 男
武器 片手剣
HP:540 / 540
MP: 30 / 30
筋力:426
知力: 70
防御:375
敏捷:250
器用:240
魔防:140
運 : 26
《スキル》
剣術:Lv.4
槍術:Lv.2
称号
インシュアランス王国 王城の兵士
「ちょっと訓練すればすぐに強くなって魔王を簡単に倒せるんじゃないか?」
そんな声がクラスメイト達から聞こえるが、勘違いも甚だしい。確かに平均的な兵士のステータスを見せてもらったが、Lv.1の自分達とLv.15の兵士とではさすがに兵士の方がステータスは高いが開きがそれほど無いのにはビックリした。どれ程自分達がチートな存在なのか思い知る。
しかし、まだ国王の横にいる一番立派な鎧のヤツには遠く及びそうにない!
『まずは、この世界の常識をある程度学ぶ事からだ。すべてはそれからだ!』
僕達が騒いでいると国王の横にいた一番立派な鎧の騎士が静かだが重厚な声で
「勇者様方お静かにお願い申し上げます。
私は❰白竜騎士団❱団長トライゾン=メディックです。皆様には、明日より魔王討伐の訓練を行っていただきます。つきましてはこの者達が指導をさせていただきます」
「私は王国騎士団の一つ❰黒竜騎士団❱副団長 エドウィン=ガービン。勇者様方々の武術指導をさせていただきます」
「私は王国騎士団の一つ❰緑竜騎士団❱の魔法騎士テリーナ=アカーシャです。皆様に魔法と一般教養の指導をさせていただきます」
二人の男女が僕達の前に立ち宣言した。
エドウィンさんによると、訓練の内容は午前中は兵舎の横にある訓練場で武術訓練をし、午後からは兵舎でこの世界の一般教養や魔法学を学ぶそうだ。
訓練場や兵舎はいくつか在り、その一つを勇者専用として使用するらしい?
明日の九つの鐘には訓練場に集合。案内はメイドさんがしてくれるようになっているとの事。
後は今日は自由にして良いとのことで僕達は謁見の間を後にした。
明日から訓練が始まるので寝る部屋は別邸から王城の生活区画に移り一部屋づつあたえられた。メイド付きで。僕の担当はメアリーさんだ。
先生がメイドさんにお願いして部屋を貸してもらい、生徒全員を集めた。クラスメイトだけではなく別のクラスの生徒や先輩後輩がおり、自己紹介をしといた方が良いだろうと!
確かに今の僕達は運命共同体のようなものだから。先生達から始まりクラスメイト、別クラス、義姉さんや林田先輩そして後輩の樹里と安田さんが自己紹介をして、明日からの訓練に備えて休養をとるように先生から指示があり、解散となった。
解散した僕は義姉さん、樹里の所に行きこの後どうするか聞く。安田さんは樹里と一緒にいるが。安田さんが挨拶してくる。
「こんにちは、先程自己紹介しましたけど安田 美香です。私は愛実先輩と玖瑠美先輩の部活の後輩なんですけど、ちょうどクラスに相談に来ていたところに召喚に巻き込まれてしまいました!先輩達しか知り合いはいないし、後は知らない先輩達ばかりだから不安でしたけど同じ学年の樹里がいてくれて助かりました」
「私もだよ!お姉ちゃんと義兄さん達がいるけど、全員先輩ばかりだから不安だったんだ。美香がいてくれてよかったよ~‼」
「ンッ?二人とも知り合いだったのか?」
二人が名前で呼びあっていたので聞いてみた。
「ううん! さっき知り合ったんだ。クラスは別々だったから知らなかったんだよね。でも同じ学年は私達だけだから名前で呼びあおうってね!」
「ありがとう安田さん、樹里と仲良くしてやってね!僕は義兄の龍牙です。よろしくね」
「私は姉の結よ。私からもお願いね。樹里と仲良くしてネ!」
「こちらこそよろしくお願いします」と安田さんの返事。かわいいネ!
「今日これから義姉さん達はどうする?僕は図書館か書庫があればそっちの方に行って見ようと思っているんだけど」
「私は先生や林田さんと話てみようかな?樹里達じゃないけど三年は私と林田さんだけだからね!少し話し合って見ようかなと思ってる。樹里達はどうするの?」
「義兄さんと一緒に 行こっかな?この世界の本とか面白そうだし‼美香も一緒にどうかな?」
「うん!面白そうだし、私も一緒でいいですか?」
義姉さんと別れてメアリーさんの案内で書庫に向かった。樹里や安田さんのメイドさんも一緒について来ました。