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彼女いない暦19年?の半龍に天狗記者が嫁入り  作者: とにみらい
第2章 伝説の再来
9/10

第七羽 新(監視)生活を始めよう

はい、どうもお久しぶりですね。

今回の話から第2章という事で話が進んでいきます。……がしかし……今の所メインヒロインより椛ちゃんとの方がイチャイチャしてる感はありますけど、今のところ仕様です!そう……仕様です!(大事な事なので二回言いました)


今回は少々短めではありますがどうぞお楽しみください。

――後日の朝 約4時ごろ――


虎菟「・・・・・・」

 昔の習慣で早起きをしてしまったようだ。

 今のところこっちではする必要は無いのだが・・・・・・。

 習慣というのは中々に手ごわい。

虎菟「・・・・・・居ないな・・・・・・」

 昨日寝る前に由季乃ちゃんと相部屋だと聞かさせていたのだが、肝心の由季乃ちゃんが居ない。

 というかもう一人分の布団が見当たらない。

 その上、腹部から脚の方にかけてもぞもぞと動くような変な違和感があり――

椛「おはようございますぅー・・・」

虎菟「・・・いやな予感的中・・・」

 ――案の定、布団からひょっこり顔を出したかと思うと俺の上でぐでーっとし始めた。

虎菟「・・・なんで椛ちゃんが俺と一緒に寝てるん?」

椛「いやー・・・虎菟さんが部屋を間違えたんですよぉ〜・・・?」

虎菟「あ、部屋間違えてたんか。そうかそうか・・・。んで、一緒の布団で寝てた理由は?」

椛「もう和解したからいいかなーって思って布団の中へ潜り込みました」

虎菟「和解してからの距離感おかしくないか?一応殺し合った仲だよな」

椛「そんな事よりですね〜。これから朝トレしましょう、朝トレ。」

虎菟「何故そうなった・・・・・・」



――現在 朝トレ中――


あれからやけにベタベタくっ付いてくる椛をやっとの思いで離して、彼女の言う朝トレに付き合うことにした。だが朝の朝食の準備があるらしいので1時間程で切り上げるらしい。

そんな中薄手の上着にスパッツという男なら鼻血を出して襲いだしそうな格好で走る椛と、それを横目で見てた虎菟。


虎菟「……あのさ、君毎回その格好でトレーニングしてんの?」

椛「はい?そうですか……??」

虎菟「……俺はやめた方がいいと思うぞ?その格好……」

椛「なんでですか?」

虎菟「野獣と化したおっきいお友達に襲われるぞ、絶対」

椛「……そんなに駄目ですか?」

虎菟「襲われたくないならサラシを巻くなりした方がいいぞ……」

椛「……あ、虎菟さんも見てたんですね。いやらしい目で……」

虎菟「いや!見てねぇから!!」

椛「……なんかそこまでキッパリ言われると私の女としての自覚が……ゴニョゴニョ……」

虎菟(なんかとりあえずバレない様にズバッと否定してみたら、あの犬耳がめっちゃ垂れ下がってて可愛いr……じゃなくてすんげー 落ち込んでるんだが。あとすげぇ小せぇ声でなんか言ってる……てか怖いわ!)


そんな事を心の中で思いながら暫く走ったあと、一旦戻ろうという話になり文宅まで走って戻ることになった。因みに虎菟は四肢に未だ枷がついているのに加えて昨日の怪我の痛みがまだあるので、かなり序盤から椛に気付かれないギリギリの高さで浮遊して走ってるフリをするという地味な悪事をはたらいていた。

『汚いなさすが半龍きたない、俺はこれで半龍きらいになったなあもりにもひきょう過ぎるでしょう?ナイトは半龍よりも高みにいるからお前らのイタズラにも笑顔だったがいい加減にしろよ。』と唐突に例のアルパカの白騎士妖精?の声が直接脳内に響いた事に驚いた虎菟。




だがこの時の虎菟は帰ってから地味に椛・文・由季乃の計四名の天狗に扱き使われる羽目になるとは知る由もなかったのだ。……あれ?天狗が四人?……アレーダレカワスレテルキガスルナー、オカシイナー(すっとぼけ)

天狗が四人?……アレーダレカワスレテルキガスルナー、オカシイナー(大事なことなので2回言いました)

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