第一羽 薄い本展開!!?
とりま、文ちゃんものの話を書きたくなりますた。
あとこの回にはエロとかグロ展開はないです(羽数重ねていけばそのうちでますが・・・)
日本国・首都"東京"
日本国の中心であり、生活や学術、医学や娯楽など、総合的に見ても最高の生活環境であるだろう。
そんな中、一人で生活していた19年と2ヶ月の男が、見知らぬ部屋で朝起きたら目の前にいたとある少女との物語。
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小野町 虎菟、俺はカー用品店に勤めている、入社からまだ1年ちょっとの新人社員だ。それもあって給料も若干安めなため、一人暮らしといえど大分辛いものがある・・・。
なのでオーナーの提案で実装された出張サービスを率先してやっている。
まあ・・・悪く言うとお客の愚痴を聞いたり手伝いが主体だったりするのだが・・・。
あとこれに関してはなぜか俺へのご指名が殺到してるらしく、ついでに社内で実績トップらしい・・・、まだ5~6回くらいしかやってないんだけど・・・。
とりあえず少しでも給料アップの為に、ヒーコラ言いながらホールと事務部屋とを行き来して今日一日を終える。たまたま明日有給貰えたのでラッキーだった。
「・・・また無駄金を使ってしまった・・・」
そんなことを呟きながらコンビニで弁当を買いアパートへと足歩進める。いろいろ節約とかはしているがキツキツだ。
そして、弁当を食べ、歯を磨き、風呂に入って早々に寝た。
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チュン!チュンチュン!!
いつもの携帯のアラームではなく、今日はなぜか小鳥の鳴き声が聞こえた。のと同時に・・・違和感を感じた。
ついに彼女できなさ過ぎてついに幻感とか感じるようになったか。
「・・・・・・んっ・・・」
・・・前言撤回、なんかいるのは確実だな。
いつもなら感じるはずのない違和感を抱きながらも目を開けて、そして気づく。
見覚えのない部屋と外の景色・・・、それと――
――少女がいた。漆ような黒髪にセミロング・・・あとは布団で隠れていて分からないが、馬乗りというか・・・仰向けになってる俺の上に抱きついて少女が乗ってる感じ。
運よく少女はまだ寝ているようだが、これは色々とまずい状況だ。
"薄い本展開だ!!"。
これで本人に見られても不味いが、この状況を他人に見られたらもっと不味いことに――
「文さん、もう朝ですよ。そろそろ起きない・・・と・・・」
――なった。なんか全体的に白い子に見つかってしまった・・・。
さらば、俺の人生・・・一生の悔い無し!!!!!!!!!!
幻想郷行って神奈子様に会いたい・・・。