表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
見えぬ想いを風にのせ  作者: ラムたん
1/2

プロローグ

ほかのサイトでも数多くの小説を書いていますがこのサイトに投稿するのは初めてです。

今回、妖怪のお話を書こうと思ったのは最近、妖怪や悪魔などに興味を持ち始めたからです。妖怪と人間の恋…結ばれない恋…結末はどうなることやら…ワクワクしてます(笑)

昔、私の古い友人が妖怪に恋をした。



その頃中学2年生だった私は妖怪という存在を信じてはいなかった

その古い友人の彼はいつも街の外れにある山奥の古びた神社に通っていて、事ある毎に給食で残したパンなどを持って行く姿が何度か見られた


神社にお供えでもしているのかと想い特に気にはしていなかったのだけれどある日、私が彼を遊びに誘った時、彼が言った一言に疑問を覚えたのが始まりだった。




そう、彼はあの日確かに言ったのだ。

学校の放課後、何時ものように残したパンを持ちあの山を見つめぶっきらぼうに



「あいつが待ってるから…」



そう確かに彼は言った。


でもあの山の神社には誰もいない。

動物さえいない。

いるとすれば虫くらいだった



そんな場所で彼を待っている人などいるのだろうか?

私はそんな疑問を浮かばせ、彼に聞いた。



「誰が待ってるの?」



でも彼は何も言わず立ち去ってしまった。


そしてそれから1週間後、私は妖怪という存在を知ったのだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ