表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/13

第1話「ゲームの世界へ転生」

広大なイレクシアの世界、展開していきます・・・!!

 2032年、人類はついに『DDARマシン(Deep Dive into Another Reality)』の開発に成功する。

 それは通常のVR機器を画期的に進化させたもの。

 視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚、そして痛覚まで。

 人間が有しているほとんどの感覚をリアルタイムに再現できる『タイムラグレス』技術が搭載されている。


 そして、この技術を活用した初のゲーム。

 通称『イレクシア・オンライン』。

 それはある日突然、ゲームページにアップロードされた。


 開発者不明。

 サービス提供者不明。


 説明欄に唯一、公式に記載されてあったのは、


『クリア条件:ラストボスの魔神を斃せ

 報酬内容:いかなる願望も叶えられる権利』


 という内容だけだった。

 どう見ても胡散臭かった。

 どんな願望も叶えられる権利なんて。

 まるで映画や漫画でよく出てくる話みたいで。

 当てにはならないと思った。


 そして2041年11月9日。

 魔神アシュタロスが、俺が滞在していた町の近くで暴走し始めた。

 俺は『魔神討伐』という突発クエストを引き受け、ほぼ単身で魔神を見事に討伐した。


「妹を頼む・・・貴様なら救えるかもしれない・・・」


 魔神はその言葉を最後に、全身が微かな光に包み込まれた。

 紫黒色に輝き、魔元素のように大気中に散りばめられた。


 激戦の後、俺の精神はもう限界だった。

 魔神の意味不明な頼みなど考える余裕もなく。

 荒い鼻息。

 ふらつく足取り。

 ぼやける視界。

 俺は混乱を抱えたまま意識を失ってしまった。



ーーーーーーー



 真っ暗闇に覆われた空間。

 一点の光すら差し込まないここには、漆黒の背景がどこまでも広がっている。


 ここはどこなんだ?

 何も見えないし、身体も動いている感じがしない。

 先ほどから手を延ばそうとしている。

 しかし、自分で何かを動かしている感覚は全くない。


 確か魔神を倒した俺もそのまま倒れ込んで・・・。

 それでいきなりこんな場所にワープするとは。

 状況の整理がつかない。


 徐々に両目が暗闇に慣れてきた。

 少しずつ視界に情報が入ってくる。

 うっすらと見える小柄な体躯。

 次は聴覚が回復したのか、女の子の小声が聞こえてきた。


「・・・お父さん・・・お母さん・・・」


 幼い子供を連想させる高らかな声が耳元に届く。

 録音された音声データのように。

 ひたすらお父さんとお母さんを繰り返している。

 だがその声から、感情の一かけらも感じられなかった。

 ただただ機械みたいに反復作業を行っているだけ。


「『(ライト)』」


 周囲を灯す光属性の初級魔法。

 右手の魔力反応によって光が発散され、真っ暗闇の空間を照らしていく。

 しかし、これは俺がしたことではない。

 魔力を使ったどころか、身体すら動かしていないのだ。

 勝手に身体が立ち上がり、声がする方向へと進んでいく。


 まるで身体が幽霊にでも乗っ取られたような気分だ。

 1人称の視点で感覚は共有しているが、身体の主導権はない。

 不思議であると同時に、とても不愉快だ。


「お父さん・・・お母さん・・・早く帰ってきて」


挿絵(By みてみん)


 光を柔らかく反射する白銀のボブの少女が、膝を抱えていた。

 俯いたせいか、肩にかかる長さの髪が落ちてきて白く透き通るような肌を一部隠している。

 少しぷくぷくとした丸顔は少女の幼さを際立たせていた。

 虚ろな目線を床の一点に釘付けにしている琥珀色の瞳。

 光を失ったように色褪せ、何か事情があるように見えた。


 一目で質感の良さが伝わる豪華な黒のドレス。

 それは少女の気高い佇まいを漂わせていた。

 頭から生えている二本の黒い角。

 雰囲気を損なうことなく、むしろアクセサリーのように自然だった。


「アリシア、お父様とお母様ならきっと大丈夫だ・・・」

「お父さん・・・お母さん・・・」


 勝手にこの身体は目の前の少女に言葉をかけていた。

 アリシアと呼ばれた少女は何の反応もなく。

 床に視線を固定しているままだった。

 ガクガクと震える身体。

 何かを恐れているように見えた。


 両膝を抱えている先には深い爪痕。

 力を入れすぎたせいか、赤黒い液体が垂れて床に落ちている。

「何かあったのか?」

 と訊こうとしてもこの身体と声は反応せず。


「アリシア・・・俺がずっと傍にいるから」

「・・・・」


 勝手にかけられた俺の言葉に、

 アリシアという名の少女は床を見つめているだけだった。

 ゲームクリア後の特別なイベントか何かだと思った。

 だが、そんなのはもうどうでもいい。

 疲れた。

 もう休みたいと。

 俺の脳は叫んでいた。

 ログアウトして今度にしよう。


バーーン!


 その時だった。

 荒い音と同時にドアが開いたのは。


「ここにいたのか、あの女の娘は!!」


 差し込む外の光とともに入ってきたのは、背中に白い翼がある天使族の男だった。

 よかった。

 これがどういう状況なのか、

 何が起きているのか、

 あの天使族のNPCに訊いてみよう。


「それ以上近づいたら殺す」


 しかし、口から出た言葉は俺が思っていたのとあまりにもかけ離れたものだった。

 いつまで続くんだ、このイベントは・・・!

 スキップもないし、このまま見るしかないのか?


「これは天神様に褒められるに違いねぇ・・・! 

 テメェはそこで大人しく待ってろ。

 まずはあの小娘とたっぷり楽しんでからだ」


 男の天使は警告を無視し、つかつかと白銀の少女に近づく。


 常に慈悲深い笑みを浮かべている。

 プレイヤーの体力や魔力を無償に回復してくれる。

 教会の祈りに応じ、人を助ける。


 そんな天使族とは到底思えない彼の言動。

 一瞬、聞き間違いだったのかと自分の耳を疑うくらいだ。


「貴様・・・!」


 この身体は奴の動きに素早く反応した。

 魔力を用いて左手から氷の塊を生成していく。

 凄まじい量の魔元素が一点に集中し、同時に的確に左手へと流れ込んでいく。

 扱う魔力が増える分、それを効率的に、

 無駄なく使用するのは至難の業だ。

 だが、この身体の持ち主は見事にそれをこなしている。


氷結弾(フロスト・ショット)・・・!」


 撃ち放たれた氷の塊。

 天使の張ったバリアによって呆気なく砕け散る。

 敵との魔力差は大きい。


 とはいえ、勝てない程ではない。

 魔法戦において勝敗を左右するのは、魔力だけではない。

 同じ量の魔力でも、どの属性で相手のどこを狙うのか。

 同じ魔法でも、どの部分に力を集中させるのかなど。

 勝敗を決める要素は枚挙にいとまがない。


 つまり、これくらいの魔力差はいくらでも埋められる。

 残念ながら、俺に身体の主導権はない。

 また、この身体の持ち主が死んでも俺が困る要素はないのだ。

 ゲームのPV動画でも見ている感覚で楽しめばいい話だ。


「奴の息子ってわけか。なら腕や足一本くらい、斬られても死にゃしねぇよな・・・!!」


 カ――ン!


 昂った天使の叫び声。

 鉄と鉄がぶつかる鈍い音が部屋の中に鳴り響く。

 一瞬にして魔力から剣を生成し、攻撃に反応したのはいいが、この体勢だと次の選択肢が限られる。


「いやあぁぁ!!」


 部屋の奥から聞こえる少女の甲高い悲鳴。

 この身体が振り返る方向に沿って、

 俺の視界範囲も動いて白銀の少女の姿が目に入る。

 ブルブルと恐れわななくその様子は、もはや正気ではないように見えた。

 こいつ・・・! 

 戦闘中に振り向くんじゃ、


 ザスッ。


 冷たい何かが俺の思考ごと身体を貫通した。

 スッと突き抜ける感覚。

 全身に激痛が走る。

 胸辺りが熱くなり、早く抜けと身体が悲鳴を上げている。

 しかし剣は抜かれることなく、天使の男はそのまま追加の攻撃を行った。


「『爆裂発散(エキスプロ―ジョン)』」


 周囲の魔元素が炎と一緒に熱され、爆発させられる。

 轟音とともに地面に弾かれる。

 風景が何度も真っ逆さまになって転がっていく。

 転がり終わった視線の先には、項垂れてわなわな震えている少女がいた。


 痛い、痛い、痛い。

 また気を失いそうだ。

 こんな出鱈目なイベントあるのか?

 感覚共有させておいて、身体は動けないとか。

 クソゲーじゃいか。


「あの女の娘だけあって可愛いじゃねぇか。たっぷり可愛がってやるぜ」

「妹に・・手を出すな・・・」


 ビクッとした。

 口から出た『妹』というその言葉に。

 もう二度と会うことも、

 呼ぶことすらできないあいつを考えながら。


 廃人のような目をしている白銀の少女。

 俺と同様、身体への主導権が奪われているのか。

 奴に対して一切の抵抗も見せなかった。


 もう身体を動かせい。

 それほどのダメージを喰らってしまったのだ。

 なのに、この身体は『妹』と推定される少女に向かって。

 必死に手を伸ばし、

 ブルブルと震える足を動かし、

 なんとか届こうとしていた。


 次の足取りで床に倒れ込んでしまった。

 薄れていく意識。

 視野が段々と真っ暗闇に覆われていく。

 もはやそれに抵抗する余力すら残っていないこの身体。

 それに感覚を共有している俺の視界も、やがて完全なる黒の背景に染まっていく。



ーーーーーーー



「くはっ・・・!」


 ハッと目が覚めた。

 一気に視界に光の情報が入ってきた。

 状況の確認を急ぐ。


「今ので生きてるのか・・? 死んじまったら天神様にどう言い訳するかと思ってたが、こりゃついてるぜ・・!」


 さっきの天使の男と目が合った。

 少女への足取りを止め、こっちに振り向いてきた。

 胸元が熱い。

 触ってみると、赤黒い液体が大量に垂れていた。


 ん? 触った?

 俯いて右手を見ると血まみれになっていた。

 もう一度確認するべく、左手を開いてみる。

 思うままに左手の指と指の間が遠ざかる。

 理由は分からない。

 今になって、1人称視点で見ていたこの身体が動けるようになった。

 それもまたどうでもいい。

 この痛みから早く解放されたい。


「ログ・アウト・・」


 システム反応なし。

 ぽつりと言いだした「ログアウト」は大気中に跡形もなく消えていた。

 こんなイベントはもう御免だ。


「ログ・アウト!!」


 胸元に走る激痛に耐えながら、勢いよく叫び声を上げる。

 言葉は部屋の中で響き渡るものの、何の反応も返ってこない。

 おかしい。


 NPCに罵声を浴びる程度のバグは今まで何度もあった。

 しかし、ログアウトができないような。

 そんなシステム的な欠陥に繋がるバグは一度たりともなかったのだ。


「うるせぇ・・! 今からいいとこなんだから黙ってろ!!」


 貫通された胸の辺りが熱い。

 しかし、頑丈なこの身体はなんとか意識を保っていた。


〘使用者の認証を行います〙


 聞き慣れた固有スキル『ヘルパー・カノンちゃん』の音声が脳内に聞こえた。


〘使用者:氷室 亮・・・。認証が終わりました〙


 淡々とした機械音のカノンちゃんの報告に少しだけ痛みが和らいだ気がする。


〘魔神アシュタロスの討伐に成功しました。

 報酬の内容を確認します。

 報酬:いかなる願望も叶えられる権利。

 使用者の願望である『イレクシア世界への魂の移動』が受理されました〙


 カノンちゃんの音声を聞いて俺は唖然とし、

 思わず口をあんぐりと開けてしまう。


 肺に流れる空気量が急増し、胸の辺りが激痛に襲われる。

 いかなる願望も叶えられるって本当の事だったのか?

 いや、待て。

 そもそも俺はそんな願望なんて、言ってないはずだが。


 ゴホッ・・・!


 考え込むと吐血をしてしまった。

 同時に本能的に解った。

 今この状態で死んでしまうと・・・本当に死ぬ。

 ログアウトなどのゲーム感覚ではない。

 恐らく、本当の意味で死んでしまう。


 辛うじて地面から立ち上がる。

 少しでも気を抜けば、そのまま崩れ落ちてしまいそうだ。


「テメェにはチャンスをくれてやる。この小娘を可愛がってる間に逃げきれたら生かしてやる。どうだ?」


 天使の男はニヤッと笑い、上からの目線で見下していた。

 そもそもこいつに俺を生かすつもりはない。

 だが、これほどの魔力を持つ身体。

 その活用方法によっては、奴が想定している距離以上も移動できる。

 そうすれば逃げきれる。


 目の前の少女には悪いが、まずはこの場を離れてもらう。

 俺は赤の他人のために、自分の命を犠牲できるほど。

 お人好しではないのだ・・・。


 俺は最後に、虚ろな目をした少女の姿を目にする。

 なかなか足が地面から離れなかった。

 無理やり地面から引き離し、出口へと足を向ける。


「マジで行きやかがったぜ・・・! それこそクソな魔族に相応しい行動・・・!」


 そうほざいた天使の男がこれから何をするかは、俺の視界内に入らなかった。

 ただ黙々と。

 生き延びるために。

 光が差し込むドアへと向かった。


「お兄ちゃん・・・」


 その単語にこの身体が反応し、足が止まった。

 あるいは無意識のうちに反応した俺自身が。

 足取りを止めていたのかもしれない。

 もう二度と聞くはずのないそれを耳にしてしまい、亡くなった妹が脳裏に蘇る。


 いつも傍にいてくれたその存在を。

 いつも明るかったあの笑顔を。


 頭では解っている。

 あの少女は、俺の妹ではない。

 多分、俺が入ってしまったこの身体の持ち主の妹。


 目眩がする。

 正しい判断ができない。

 そのせいかもしれない。

 論理的思考よりも感情が優先されてしまったのは。

 立ち尽くしたまま振り返ってみると、


「・・・・・」


 琥珀色の瞳をした白銀の少女と目が合った。

 その無表情に、ふと形容しがたい感情が込み上げてくる。

 妹の最後を見届けられなかった俺は、勝手に妹の最後の表情がああだったかもしれないと想像する。


「肌つるつるじゃねぇか!」


 奴は少女の腕にスッと手を滑らせていた。

 嘔吐が出そうな行動はそこで止まらず。

 腕をさすっていた手が少女の胸元に移動しようとする。


「カノンちゃん―!! スキル情報!!」


〘現在の身体が保有しているスキルと魔法のリストを脳内に送ります〙


 カノンちゃんの言葉が終わった瞬間、入りきれない情報量が頭の中に流れてくる。


「『地の棘(アース・ソーン)』『猛毒(ヴェノム)』・・・!」


 瞬時に奴の足元に狙いを定めて魔力を流す。

 奴が踏みしめている地面から、鋭い土の棘が次々と湧き上がる。

 更に魔力を凝縮し、棘の先っぽに集中させる。


「こんな中級魔法くらいじゃ・・・!」


カーーン!!!


 研ぎ澄まされた棘の先端は奴のバリアを貫通する。


「スキル『身体強化(リインフォース)』、『迅速(アクセラレーション)』」


 既に限界を迎えた身体の筋力と硬度を一時的に上昇させ、更に反射速度を加速化させる。

 手がブルブルと震える。

 頭がズキズキする。


風の足取(ウインド・ステップ)


 静寂な空気に満ちていた部屋内に風が吹き始め、足を纏う。


「その少女から手を退かせ・・・!」

「くっ・・・! テメぇ・・・!!」


 地面から湧き上がった棘はそのまま奴の手を。

 脚を。

 脇腹を。

 肩を無惨に突き抜ける。

 その汚い手を、


「切ってやる・・・!!」


 身体が俺の思考速度を超えて先に動いた。

 戦闘を行う前に考慮すべき点は山ほどある。


 体力の分配。

 魔力コントロール。

 奴の羽の硬度。

 得意属性の魔法。

 残りの魔力。

 スキルの数。

 武器の熟練度など。


 それらを判断する脳内プロセス速度を超え、俺は奴の真横に移動する。


「・・・・!」


 狼狽える表情。

 何かを言おうとする口の動き。

 それを意に介さず、魔力で生成した剣を一閃する。


「くはっ・・!!」


 腕から分離された両手が宙を舞って地面に落ちる。

 きれいに両断された手首の断面からは血しぶきを上げている。

 まだだ。


「天使族は万物の頂点に立つものであり、最も尊き存在である・・・!

  尊きが故に、天使族は崇敬されるべき存在である・・!!

  崇敬する者には慈悲を、崇敬なき者には天罰を・・・!!!」


 斬られた手首から強烈な光が発散される。

 この魔力は恐らく天使族の固有魔法。

 天使族ならではの魔法でありながら、

 魔族にはより強力な威力を発揮する魔法。

 しかし、


「くっ・・・!」


 奴は派手に口からも吐血していた

 おかげで精神が乱れ、集まった魔力が大気中に散る。

 棘につけておいた毒がやっと効いてきたようだ。


「動けないだろう」

「崇敬する者には慈悲を、崇敬なき者には天・・・、


 ザスッ!


 言葉を遮り、胸の真ん中を突き抜けて持ち上げる。

 声も出ずにしかめ面になった奴の体内にそのまま魔力を流す。


「『地獄炎(ヘル・ファイア)』・・・!」


 強烈な炎が奴の胸に空いた穴から広がっていく。

 それは瞬く間に全身を覆い尽くした。

 空中で必死にもがいていた天使の動きが次第に止まっていく。

 翼もろともその身体は灰となり、大気中に散りばめられた。 


 少女の方を見やると無事そうだ。

 血が散乱した地面を眺めながら口を動かしている。

 少女に声を掛けようと、一歩ずつ足を運んでみる。




いきなり真っ暗な部屋で目覚めたら怖いですよね・・・

ーーーーーーー

『面白い』『続きが気になる』と思った方は、是非ブックマーク登録をお願いします!

また、↓に☆がありますので評価していただける創作活動を続ける原動力となります:)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ