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二章その2

???:聞こえるかい。

hajime:よく聞こえている。

???:そうか。良かった。

???:実は今は非常事態なんだ。

hajime:異世界の神様でもある世界の極悪人が転生してくるのは想定外か。

???:そうか、先ずは誤解を解かなきゃね。

???:僕は神様じゃない。そしてここは異世界ではない。

hajime:は?

???:君もヒトラーが自分より後に現れた時点で何かおかしいと思ったんじゃない。

hajime:確かに俺が死んだのはヒトラーよりずっと後だっ。でも!

???:残念だけどここはコンピュータで再現した世界なんだ。

hajime:つまりゲームって事?

???:近いが違う。ここはww2中に皇族を死なない神様にする為に始まった実験の最新段階だ。コンピュータで再現された世界と人の中で本当の人間は気づかずに暮らせるかというのがこの実験だ。君は死んだ後脳の中身をコピーされこの世界の稼働実験に何千回と協力させられてきたんだよ。

hajime:俺はそんな事の為にこの世界に送られ、そして死すらも弄ばれたのかよ。

???:許せとは言わない。ただこの実験のデータの一部は病院での治療などで活躍してると伝えておこう。

hajime:......

???:さてここまでは前置きだ。君は何故ヒトラーがこの世界にいるのか気になるだろう。そんなことする必要ないのにね。

hajime:イタズラじゃないのか?

???:残念。実は今実験施設はナチス残党に占領されているんだ。彼らの言い分的に目的はこの装置を使ってのヒトラーの復活だろうね。

何せ既に死んだ人物を再現可能だと君で証明してしまったからね。

hajime:助けは呼べないのか?

???:無理だ。研究内容が内容だけにここは外界との関わりを絶っている。君の助けという意味でもナチスに制圧されていてこの世界にアクセスできるのはもう僕しか居ないしできる事も君にメッセージを送るくらいだ。

hajime:そうか。おしまいだな。

???:いや諦めないでほしい。実は一つ解決策がある。君が内部からサーバーを破壊できればナチス残党を倒せる。

hajime:どういう事だ。

???:この世界を動かしているサーバーには今セーフティがかかっていない。つまり物凄い負荷を掛ければサーバーは破壊されなんなら爆発してこの施設ごと吹き飛ぶだろう。

hajime:そんな事したらあんたも危ないんじゃないか?

???:覚悟は出来ている。

hajime:わかった。どうすればいい。

???:君は核が爆発するのをさっき見ただろう。それが僕が知っているだけでもあと10発はある。それを全て起動してくれ。

hajime:任せろ。

???:君は知らないが僕は君を長い間見てきたんだだから言える君なら必ずできるさ。

???:さよなら。


その後頭に砂嵐が走るような感覚になり俺は目を覚ました。

あと2回くらいで完結する予定です。

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