第四話 やっぱし効かねぇ~?
ここで現代病の一つ”気象病”について少し。
”気圧病”とも言うらしいが。
要するに天候が悪くなり、曇り空になると頭痛がするとか”昔のキズが疼くのサ”とかいうアレである。
お天道様の機嫌が悪ければ人間の気分も悪くなるという、なんか理にかなったような摂理であるが、最近は科学的にも理にかなっているらしく病院に駆け込む人も少なくないらしい。・・ってなんかラヂオで言ってた。
ワタシも確かに天候であるとか、特に気温の変化、季節の変わり目の寒暖差には”要チェック”や。
曇りの日は車の運転が怖い。
頭がなんとなくクラクラするのだ。
内科の先生に進言しても苦笑いするだけで、どうやらまだ医学界に浸透するのはまだ時間を要するらしい。
もちろん個人差もあるし、ワタシの場合は年齢による衰えだろうと思っている。
ちなみにこれは”呼吸法”で大分マシになった。
ユーチューバーの整骨院の先生方のありがたい無料ご教授があるので気になる方はぜひ検索を。
若い時はなんだかんだ体力があるのでなにげに支えてきた身体の”ナニか”が、体力が衰えてくると、支えるのに意識をしなくてはいけなくなってきたと勝手に思っている。
自律神経ってヤツね。多分。
これを疎かにしていると、普段慣れている何気ない自動車の運転中、いきなり気絶して見たり意識が朦朧となり事故を招く。
最近よくあるバスとかトラックの、50代から上の高齢の運転手が起こす”意識を失った”という事故は恐らくこいうことなのではないか?
ワタシもしっかり未遂をおこしているので。
我々の年齢で運転手やってて比較的健康で無事故を謳っているヤツは、このはへんが大分おろそかになるはずだ。
んで、ドカンとやってしまう。
まぁ、運転手やってる人たちって性格とか生活とか偏ってる人多いので(あくまでワタシの意見w)生活習慣は見直すべきだろう。
こういう気象病により身体に悪影響を及ぼすことにかんしては”もっと理解を”と言いたいところだが、だからといって仕事を疎かにはできない。
責任感の強い立派な方々は特にそうだろう。
というワケでサ・・21世紀になってかれこれ20年以上たってんだから、せめてなにか特効薬だしてよwww
で。繰り返しになるが身に覚えのある方は”呼吸”を意識して身体を整えることをお勧めします。
話はリモート診断へ。
ワタシはネットの「DMMオンラインクリニック」のリモート診断で、”睡眠薬”を購入することにした。
サイトにアクセス。
問診票があるのでそこにチェックしていく。
幸いにも大病だけは患ったことはないのですんなりとOK。
今度は映像のガイダンスがあるので画面の”おねぃさん”の解説を拝聴する。
薬は漢方を含めて約六種類。
それぞれの薬品の名称、効能の説明を聞く。
もちろん文章での説明もあるのでそちらを改めて調べてみる。
大きく分けて三通りくらいかな?
寝つきがい用。これは不安を和らげる効果もあり。作用時間が短いとか長いとかがある。
要するに寝てしまえば後は大丈夫用と、眠っても途中で頻繫に目が覚めてしまう用がある。
ちなみにワタシは”二回目”の診断で後者を選ぶことになるのだが。
そして、リズムを取り戻す用。
夜勤とか昼勤とかが頻繫にあり、それが原因で不眠症になる方々もいらっしゃるのだろう?
最後にワタシが最初に購入した”自然な眠気を誘う”用。
ちなみに約6000円!なり・・ちなみに他は3000円以内。送料別。
取り敢えず一ヶ月分。送料を入れて結構な値段。効くかどうかも分からんのに受付担当の”おねぃさん”は三ヶ月分にしましょうか?と何気に行ってくる。
相手はやはり薬を売りたいのだろう。
診断料は無料だからねぇ・・
あ、それから保険は使えません。ちゃんと書いてありました。
そして予約。
予約時間は確か朝8時頃から、結構な時間まで結構区切られていて、翌日は午前中はもう満杯だったので午後三時半くらいに予約をした。
直前にスマホを「DMM」に繋ぎ、診断室?に繋ぐカメラアプリがサイト内にあるので2,3分前からつなぎっぱなしにしてスマホ画面を自身に向けそのまま待機。
時間がくると画面に医師の方が入ってくる。
女性の方だった。
ワタシの症状を話すと、問診表と照らし合わせて進めてきた薬が”一番高いヤツ”。
ワタシも初めてだったので言われるがままに。
ただ自身が未だどういう状況か十分掌握できてないし、”一番高いヤツ”が一番いいんだろ?と軽い感じで承諾。
5分もかからなかった。
現代文明バンザイ。
これぞ21世紀。
これが成功すれば病院いかなくてよくね?
あの長い待ち時間。わずかな診察。無駄な移動。満杯の駐車場。いろいろ含めて一日の3割を消費してしまう。
時間のある年配の先輩方はちょっとした社交場なのだろうが、出来れば行きたくない場所だワタシには・・誰もそうだろうけど・・
そして次の日には最寄りの宅配ボックスに届くのだ。
別に家に直接でもいいのだが、いつ来るかはわからんのでワタシは通信販売モノは極力宅配ボックスに配送してもらい好きな時間に取りにいく。
結構大層な箱に梱包されている。
まぁ、送料も結構なモンだからね・・
中身を取り出し説明書きに改めて目を通す。
そして就寝前。
生涯初の”モノホン睡眠薬”を口にする。
・・たのむけん・・効いてよ~・・
しかし・・
やっぱり効かねぇ?
2~3時間で目が覚める。
ここまではまぁいつも通りだ。
ここからだ。
そこから先はなんとなく朦朧としていて自身でも眠れているのかどうかよく分からない。
ワタシは生涯初の”モノホン睡眠薬”の洗礼を受けることとなる・・
次回は二回目の診断へ・
ここまで読んでいただいてありがとうございました。